(091101入力)
 中国・青海省
「燃える氷」採取

【北京=時事】新華社電によると、中国国土資源省は25日、同国北西部の青海省・祁連山の永久凍土層(海抜4062メートル)からメタンハイドレードのサンプル採取に成功したと発表しました。
 メタンガスが水と結合し、シャーベット状に固形化したメタンハイドレードは「燃える氷」と呼ばれ、新たなエネルギー源として注目されています。
 陸上のボーリング調査でメタンハイドレードの採取に成功したのはカナダ、米国に次いで三カ国目で、中低緯度の凍土層では世界で初めてといいます。中国は2007年、南シナ海北部海域でもサンプルを採取しています。
 国土資源省は「中国の凍土層に豊富なメタンハイドレードの資源が存在することが証明され、中国の調査研究が世界をリードする水準にあることも示された」としています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.09.27.)

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