「 収入が不安定で家賃が払えない 」トラブル相談受付。
2009年10月31日 【 反 ★ 貧困 ! ! 】(本日の4大ニュース。4)
続出! 家賃滞納トラブル
雇用悪化で困窮拡大
違法な追い出し横行
入居者の権利守る規制を
雇用環境が悪化するなか、家賃滞納をめぐるトラブルが広がり、居住の安定が脅かされる事態が起きています。東京借地借家人組合連合会(東借連)には「収入が不安定で家賃が払えない」という相談に加え、強引な取り立てや追い出しをする悪質業者の情報が寄せられています。(略)都内の借地借家人組合に寄せられた新規トラブルの相談は9月末で403件。うち91件が明け渡し、86件が家賃滞納をめぐるものでした。(ケース1)
拝啓にあるのが雇用環境や景気悪化による入居者の困窮です。派遣切りにあった若者が携帯電話で東借連のホームページを見て電話をかけるなど新しい相談者も増えています。
家賃滞納をめぐる相談のなかで34件と多いのが家賃保証会社とのトラブルです(ケース2)。入居者から保証料を取って滞納の際に家賃を立て替える家賃保証会社は監督官庁がなく、執ような督促や高額な違約金を要求する業者の規制が整っていません。
行政監視届かず
管理会社が賃貸住宅を家主から借り上げて入居者に転貸する「サブリース」では裁判手続きを踏まない違法な追い出しをする事例もありました(ケース3)。管理会社と入居者が契約を結ぶため不動産の仲介などについて定めた宅地建物取引業法の規制を受けず、行政の監視が行き届いていないのが現状です。(略)
「法的手続きを踏まずに追い出す業者が横行しては居住の安定が図れない。入居者の権利を守る規制が必要。困ったときは組合に相談してほしい」と話しています。
東借連(03-3982-7277)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.10.31.)
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