「困ったら泣き寝入りせず、まず声をあげてほしい」
2009年10月22日 MOTTAINAI (もったいないッ!)(昨日の (^^;) 5大ニュース☆3)
ひと
消費者行政をチェックする
消費者委員会委員になった
佐野 真理子さん
「消費者庁発足という歴史的瞬間に立ち会えてうれしい」。消費者のための行政組織は主婦連合会(主婦連)半世紀の悲願でした。主婦連事務局長を務めつつ、9月発足の消費者庁などを監視する、「消費者委員会」委員に就任しました。
今月7日には、「食用油エコナの特定保健用食品認可を取り消し・停止すべき」と、消費者庁に提示。翌日には、メーカーが許可を返上しました。「委員会の役割は、国民目線で消費者庁の尻をたたくこと」。その役割を発揮しました。
消費者運動とのかかわりは、1988年の主婦連入局から。最初の仕事は、消費税導入反対の運動。のどにポリープができるほど電話の応対に追われました。
道路にはみ出した自販機撤去運動でゃ中心的役割を担いました。撤去が進み、「声を上げれば世の中を変えられる。そう実感できました」。アルコール問題はエキスパート。アルコール依存を助長する表示やCMに警鐘を鳴らし続けます。
準備不足のまま、発足した消費者庁。「だから、みんなでしっかり育てたい。困ったら泣き寝入りせず、まず声をあげてほしい」
(略)
(文・畑野孝明)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.10,22.)
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