(091009入力)
 埼玉県営住宅
 失業者らの入居期限
 最大3カ月の延長


 派遣切りにあった失業者らが緊急入居する埼玉県営住宅の使用期限が迫っていた問題で、県は転居の条件がない一部入居者について最大3カ月の延長を認める方針を17日の入居者面談で明らかにしました。
 埼玉県では現在、5県営住宅で35世帯40人の元派遣労働者らが暮らします。使用期限は入居から9カ月間で、28日に最初の退去日が迫っていました。
 県は延長を認めなかったこれまでの方針を転換。県住宅課の担当者は「就職活動に専念し生活再建に向け努力する入居者については延長の相談に応じていく」と初めて表明しました。
 延長の申請用紙に記入した元派遣労働者の男性は「ホームレスになってしまうかと心配したが当面は落ち着いた。事情があって求職活動できていなかった人についても追い出すことがないようにしてほしい」と話していました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.09.18.)

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