(091007未明入力)
 こちら経済部
 低価格競争 見えた裏側

 プライベート・ブランド(PB)という言葉をよく耳にします。大手スーパーなどがメーカーと共同で開発し販売する商品のこと。食品をはじめ、日用品、衣類、家電製品など幅広い分野に広がっています。「100円ビール」や680円の「フリース」など各社が競いあっています。
 特徴は低価格。家計にとってはありがたいのですが、何でそんなに安くできるのか。あるファイナンシャルプランナーの分析が面白い。「1枚1000円のTシャツでユニクロはいくらもうかっているの」
 原材料費(22円)、製造原価(500円)に他の経費を加えても1枚のTシャツで150円ほどの利益と推測します。売上高に対する利益の割合・利益率は15%。東証1部上場企業の平均が2.5%といいますから、相当なもうけぶりです。
 製造原価をいかに低く抑えて利益を上げるか。低価格競争の裏側が見えてきました。

(矢守)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.09.19.)

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