(090921入力。mixiレビューの控え)
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架カル空ノ音 4 (B’s LOG Comics)
(和書)
吟 鳥子
エンターブレイン
2009年1月31日
平均 5.00点(5人)
発売(もしくは発見)当日には購入し、眠かったけど徹夜で読了してしまって、かつ翌日にはレビューを書こう!!とわくわくしながらパソコンを立ち上げたのに、何故なのか、とんだ待機時間を強いられてしまい……、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=40973391&comm_id=19382
それでもしつこく、「レビュー」(?^^?)が書きたくて、机のわきに本を置きっぱなしにしてデータが載るのを待ちに待っていた……ぐらいの、本書!
まず、「最終巻」なのが非情に残念でした。この後の彼ら彼女らの苦労話も、ぜひに詳しく描いてほしかった……とは、読者としては思いますが。
物語の構成としては、余韻と空白を持たせたこの終わり方で、十分というか適切なのかも……。
一点。第3巻の初登場時にてっきり「女性軍人」だと思った「美女版シェーンコップ」が、軟弱系「美男子」だったという事実にたいそう驚いた………(苦笑)
その「彼」の名(迷?)セリフ!!
「あなた、官費で教育を受けてメシを食った人間でありながら、ノンビリと引きこもって許されると思っているんですか」
「さぁ伝説の始まりですよ」
にも、笑いましたが……(^^;)”
「女グセの悪い?ヤン・ウェンリー」としか表現のしようのない人物による、名セリフの数々!! 特に、
「お上に… さァ戦争ですよと言われたからって、なんだって、せっせと憎しみ合わなくちゃならんのかね?
国民全員でストライキするべきだ。もちろん相手の国もいっしょに。全地球規模でストライキだ」
このセリフを、ここに書き留めずにいられるでしょうか??
もういっこ。
「おとぎ話は最高の政治指針だと思わないかね。いいやつは幸せになり、悪人はこらしめられ改心し、気高いものは象徴となり、かしこいもの、強いものは皆を守り、か弱い小さな人間のひとりひとりが自分の道をみつけ、美しさと善と強さが一致する。
おとぎ話はいつも為政者の胸をえぐる。
こうではないはずだ、と………。」
アニオタ愚首相につめの垢を煎じて飲ませたいセリフであると同時に。
「こういう物語を、私も書きたい……」
と、宮沢賢治風につぶやいてしまう、未熟な私なのでもありました。
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