残業代未払いを刑事告訴
2009年4月16日 労働/対価 +( 因果 応報 )(090929未明入力)
「告訴に対する報復」
首都圏青年ユニオン
すき家の逆告訴を批判
牛丼チェーン「すき家」を経営するゼンショーの残業代未払いを刑事告訴した首都圏青年ユニオンは十五日、厚生労働省で記者会見し、組合員を逆に告訴してきた同社に対し、「告訴に対する報復、どう喝であり、許されない」と批判しました。その上で、同社の告訴は不起訴になったと発表しました。
告訴されていたのは仙台泉店(仙台市)のアルバイト、FJさん。約二十七万円の未払いがあるとして二〇〇八年四月、計三人が労働基準法違反(賃金未払い)で告訴しました。その後、自己申告の勤務時間を偽ったなど事実に反する理由で告訴されました。
会見した横山尚人弁護士は、同社の告訴について、「正当な権利行使を手控えさせる意図で行われている」と指摘。河添誠書記長は、「告訴をどう喝して取り下げさせようとするもので、許されない。徹底的にたたかっていく」とのべました。
また、岡谷若宮店(長野県岡谷市)で約四十万円の未払いを昨年十二月に告訴した組合員のTYさん(38)も、虚偽だとして告訴する方針が伝えられていると指摘。会見したTさんは、「正当な権利で告訴しており、怒りがわいている。嫌がらせはやめよ」と話しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.04.16.)
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