武装闘争から政治闘争へ

　イラク旧政権党
　武装闘争放棄か
　指導者が声明

【バグダッド＝ロイター】イラクの旧フセイン政権与党バース党の逃亡中の指導者ドゥーリ氏は１日、「すべての武装・非武装抵抗勢力を結集する政治あるいは最高指導評議会」の結成を呼びかける声明を発表しました。これは武装闘争から政治闘争への転換の可能性を示唆したものとみられます。
　同氏はフセイン元大統領の処刑後、バース党の指導部に就きました。声明はバース党と抵抗運動のウェブサイトに掲載されたもので、米軍の６月末のイラク都市部からの撤退を「抵抗運動の歴史的勝利」とした上で、「（評議会の）最初の目標は、政治的立場を統一することにある」と述べています。

（日本共産党 http://www.jcp.or.jp/　機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
　2009.08.04.）