(090820未明入力)
雇い止めは違法不当
NTT西子会社
契約社員ら労組結成
NTT西日本の子会社、NTT西日本-関西(大阪市中央区)の有期雇用の契約社員らが十二日会見し、売り上げが目標に達しないからと雇い止め(解雇)するのは違法不当と、「ノルマ」の撤回などを求めて通信産業労働組合大阪北分会を結成したと発表しました。
大阪北分会は、九日付で結成され、組合員は九人で、うち一人は、昨年十一月末で「業務成績が悪い」として雇い止めにされました。
契約社員らは、個人向けに高速光インターネット「Bフレッツ」の営業、販売を担当、三カ月ごとに雇用契約が更新されます。新規契約を三カ月に四十件獲得が「ノルマ」とされ、達成できないと雇い止めになります。今年三月末の更新時には、(通信労組の)全組合員の協力を得て「ノルマ」を達成しましたが、六月末の更新時は達成できるか分からない、雇い止めされれば裁判に訴えるとしています。
記者会見で、同労組の平田賢治分会長は、「平均以上の数字を雇用継続の対象として扱っているのはとんでもない話で、われわれは使い捨てにされている。楽しく仕事ができて、生きがいのある仕事をしたい」と語りました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.05.13.)
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