無保険で病気にかかれず、命が危険
2009年7月25日 【 反 ★ 貧困 ! ! 】(090726朝入力)
激戦 駆ける
谷川東京比例候補
街頭相談で痛感
日本共産党の谷川智行衆院比例候補と民青同盟東京都委員会の学生ボランティアが昨年4月から毎月とりくんだ街頭相談は19回を数えます。谷川候補は毎回欠かさず参加し、窮地に立たされた人々の相談にのってきました。
生活壊された人に
医師である谷川候補が学生たちとともに活動してきた実感は「相当な規模で生活を壊されている人がいる」ということです。
派遣切りにあった人、休暇中に解雇されていた人、長年路上生活を続けてきた高齢者などさまざまな人に出会いました。日比谷公園での年越し派遣村にもかけつけ、無保険で病院にかかれず、命が危険な状態にあった人の緊急入院を手配しました。「具合が悪くても病院にかかれない、会社からモノのように扱われ解雇される…。そういう人生にふれるたびに、人間を大切にしない政治を変えなければと痛感してきた」と語ります。
突然職と住まいを同時に失うような困難に直面し、行政窓口に相談してもたらい回しにされ、信頼していた会社の人に裏切られる…。そんな経験から「生活をよくするのはどうせ無理」とあきらめさせられている人が多いといいます。そんな思いから、相談者に「最後までお手伝いしますから一つひとつ解決して、生活を立て直していきましょう」と声をかけて励まし、行政窓口や病院まで同行します。
「人生に付き合う」
22日の新宿での街頭相談で、約9年間派遣社員として働き、今年1月派遣切りにあった29歳の青年がいました。寮を追い出された直後に病気で入院し、住居も確保できなくなりました。仕事を探す範囲を広げようと東京に来て、1週間前から新宿駅前の路上で寝起きしていたところ、街頭相談に出あいました。
新宿区と相談した結果、緊急一時保護施設への入所が決まりました。入所の時間まで付き添い、仕事の希望を聞きながら職探しの相談にも乗ります。青年は「本当にありがとうございます。仕事とアパートを見つけて頑張りたい」と笑顔になりました。
粘り強く活動する姿勢の根底には「病気の治療だけでなくその後の生活をどう送るか、その人の人生に付き合うつもりでかかわってきた医師としての経験が大きい」と語ります。
「人間を使い捨てにする政治を変え、人間らしく働けるルールを何としてもつくりたい。みんなが将来に希望をもって働ける社会にしていきたい」。
(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.07.25.)
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