(090726朝入力)
 放射能トラブル
 営業運転を延期

 柏崎原発7号機

 東京電力は23日、2007年7月の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発7号機で、原子炉建屋内の放射能レベルが通常より高くなるトラブルがあったと発表しました。同機は営業運転に向けた国の最終試験が同日午後から始まる予定でしたが、中止となり、営業運転開始は早くとも25日以降にずれ込みます。
 同社によると、23日午後0時30分ごろ、原子炉圧力容器から水蒸気を循環させる気体廃棄物処理系の放射能の値が上昇していることがわかりました。記録を確認したところ、午前10時40分ごろから上昇していたといいます。放射能のレベルは最大で通常の約6倍の値を示したといいます。同社は、原子炉内の燃料ウランを覆う被覆管に微少な穴が開き、放射能が漏れた可能性があるとみて調べています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.07.24.)

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