「お風呂に入れてあげられないものだろうか」
2009年7月20日 【 反 ★ 貧困 ! ! 】(090722未明入力)
路上生活者に風呂提供
京都 「連帯ひろば」が生活相談
猛暑のなかで路上生活を送る人たちにお風呂を提供し、生活や労働相談にのる「入浴サービス・相談会」が19日、京都市南区の介護福祉施設を会場に開かれました。京都の労働組合や民医連などでつくる「ネットワーク・連帯ひろば」実行委員会がとりくんだもので、25人が訪れました。
同実行委員会が1月以降、府内各地で支援活動や相談会にとりくむ中、「お風呂に入れてあげられないものだろうか」との声がスタッフなど関係者からあがっていました。これを耳にした上鳥羽デイサービスセンターの菱田國昭施設長が同センターの提供を申し出て実現したもの。
当日は、うどんなど食事の提供とともに、医師、看護師、弁護士、労組役員、ケースワーカーらが健康・法律・労働・生活相談に対応。訪れた人たちは血圧測定の後、次々に入浴し、喜びの声をあげていました。
失業後、借金を抱え京都駅周辺で路上生活する男性(57)は、生活保護などの相談とともに、1カ月ぶりの入浴。「汚れた服装で一般の銭湯には入れないので、本当にありがたい」と語っていました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2009.07.20.)
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