(090716朝入力)
 なにか思いっきり「銀英伝ごっこ」したくなる固有名詞が列挙されてますが……(笑)
 ドイツ
 原発事故で論争再燃
 廃止政策の行方注目集まる

 ドイツ北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州のクリュンメル原発での事故で、9月の連邦議会選挙を前に同国の原発廃止政策をめぐる論争が再び巻き起こっています。
 4日に起きた同原発での事故は変電所の電気ショート。周辺で停電し、市民生活に影響を与えました。同原発は2007年にも事故を起こし、再稼働のための試運転を始めたばかりでした。
 同原発を運営するバッテンフォール社(本社スウェーデン)は10カ月間、運転を中止、変電所を新設する方針を明らかにしています。
 ドイツは社会民主党(SPD)と90年連合・緑の党が連立したシュレーダー政権時代の2001年に、21年までに原発を廃止すると決定し、17基の原発を順次停止することを法制化しました。
 しかし、電力会社の要請を受け、メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は、原発廃止の延期を主張しています。CDU・CSUは選挙後、原発利用に積極的な自由民主党との連立に前向きな姿勢を見せています。
 連立政権内でもガブリエル環境相(社民党)は、「原発は危険な技術だ」「市民の安全こそが重要だ」と主張。メルケル首相に「原発廃止延期政策は取るべきでない」と要求しました。
 野党の緑の党や左翼党は、事故原因の徹底糾明を要求。「原発の即時全廃」(左翼党)を求めています。
 ゼーホーファーCSU党首は、「経済危機のなかで、教条的なエネルギー政策を進めるのはばかげている」と原発政策見直しを提言しました。電力会社も「原発は安価なエネルギーの供給源で、地球温暖化への影響が少ない」と主張しています。一方、環境省は、太陽熱や風力などの再生可能エネルギー利用こそ、地球温暖化対策になるとしています。
 今のところ世論調査では原発廃止政策維持が多数ですが、政党支持率ではCDU・CSUやFDPなどの原発利用積極派が過半数を占めています。

(片岡正明)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.07.114.)



 いずこも同じ。目先のことしか考えない選挙民が、地球の未来を破滅に導く……(--;)

 のか?


 おまけ。
 6月発電量
 5.6%の減 電力10社

 電気事業連合会が13日発表した電力10社の6月の発受電電力量(速報値)は、企業の生産活動の低迷を背景に、前年同月比5.6%減の735億キロワット時と11カ月連続で前年水準を下回りました。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.07.14.)

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