ゲームや戦闘。
2009年1月16日 ★【 戦争 反対 】★ + ★【 圧政・強制 反対 】★(090628入力)
赤旗にしては批判の矛先が鈍いので、なんだか気になっていた記事。
新兵募集
ビデオゲームも利用
米陸軍が体験センター設置
【フィラデルフィア=ロイター】イラク、アフガニスタンで戦争するなか、十分な人手を確保しようと躍起になっている米陸軍は、ビデオゲームや戦闘ヘリコプターの模擬操縦機で若者をとりこもうとしています。
陸軍は、金属製のテーブルに制服姿の兵士という新兵募集スタイルをやめ、千二百万ドル(約十億八千万円)を投入してフィラデルフィア北東部のショッピングセンターに「米陸軍体験センター」を設置。ホテルのロビーとゲームセンターを合わせたような施設に、軍事ビデオゲームを搭載したコンピューター六十台のほか、軍隊生活を紹介するスクリーンなどを置いています。
このセンターは二年にわたる実験の一環で、昨年八月に第一号として設置され、これまでに三十三人の新兵、五人の予備役兵を獲得。“従来型”の募集所五つ分の成果をあげているといいます。
センターの呼び物の一つは、本物の「ハンビー」(高機動多目的軍用車)から、高さ4.5メートルのスクリーンに映し出される「敵陣」への「攻撃」。別の部屋では、アパッチ、ブラックホークといった戦闘ヘリコプターをモデルにした模擬操縦が体験できます。(略)
これに対し、イラクでの従軍経験を持ち、現在は「反戦イラク帰還兵の会」で活動するジェシー・ハミルトンさんは、ビデオゲームが現実には程遠く、戦争を美化し、入隊希望者を誤らせると批判します。
「人が殺されているのを見る模擬体験はできない。銃撃戦をやっているというふうには感じられない」
この企画を運営するラリー・ディラード少佐は「イラクからのニュースはよくなっているし、国内では経済が低迷しており、新兵獲得はやりやすくなっている」と述べています。
(「しんぶん赤旗」2009.01.16.)
赤旗にしては批判の矛先が鈍いので、なんだか気になっていた記事。
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