(090619入力)
 非正規一人でも加入
 コミュニティユニオン東京結成

 企業や業種を問わず非正規労働者らが一人でも加入できる労働組合「コミュニティユニオン東京」(CU東京)が14日、東京都内で結成されました。
 労働者の半数を占める小企業や非正規雇用の労働者を組織化し、労働条件の改善などを実現しようと、東京地方労働組合評議会(東京地評)が結成をめざしてきたものです。
 結成大会であいさつした結成準備会の市瀬正樹責任者は、解雇など問題が起きる前から地域を基盤にして労働者の受け皿となる個人加盟の労組が求められているとのべ、共済事業の魅力も生かして多くの労働者を迎え入れようと訴えました。
 大幅賃上げや時給1000円以上の最低賃金、均等待遇をはじめ入院見舞金1日5000円などの共済事業に取り組むことを確認。市瀬正樹委員長や関根和夫書記長ら役員を選出しました。
 「一人でも入れる組合があったから『非正規切り』とたたかえた。地域を基礎にした組合のニーズは強い」(練馬区)「年間300件の労働相談があり、正規社員も含めて権利が守られていない。共済事業も活用して普段から組合加入を呼びかけていく」(江東区)などの発言がありました。
 東京地評、全労連、東京土建の各代表が激励あいさつしました。

(「しんぶん赤旗」2009.06.17.)

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