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平和の潮流を評価
中国白書「強力な軍建設」も
【北京=山田俊英】中国政府は二十日、二〇〇八年中国の国防」と題する白書を発表しました。国際情勢は「平和と発展、協力」が「時代の潮流」と評価しつつ、米国などへの警戒感も示しています。(略)
テロ、自然災害など「非伝統的」危険の高まりや台湾、チベット、「東トルキスタン」独立運動を国内の脅威に挙げ、これに対応する「強力な軍建設」の重要性を強調しました。
軍建設ではハイテク化を優先課題とし、「海洋、宇宙空間の安全を守る能力の向上」を重視。核兵器については「先制使用しない」との立場を繰り返しました。(略)
(『しんぶん赤旗』2009.01.21.)
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