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 生活保護、全申請者へ支給
 千代田区が「派遣村」の236人に

「年越し派遣村」に集まった人たちが申請した二百三十六件の生活保護がすべて認められ、一カ月分、総額約二千七百六十四万円の支給が始まりました。石川雅巳・東京都千代田区長が九日夕会見し、発表しました。「所持金も住むところもない人たちを助けよう」という世論と運動が事態を動かしたものです。
 石川区長は二百三十六件は同区の年間生活保護申請の六割に当たる数で、特別体制をとり対応したと述べました。
 日雇い派遣の男性(46)は「住まいもこれからなので安心とまではいきませんが、生活保護が認められほっとしました」と話していました。



 宿舎200戸と貸し出し

 枡添要一厚生労働相は九日の閣議後の記者会見で、解雇により社員寮から退去を余儀なくされた非正規労働者らを受け入れるため、厚労相が管理する公務員宿舎二百戸を最大一年間貸し出すと明らかにしました。

(『しんぶん赤旗』2009.01.10.)

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