“一緒に生き抜こう”
東京・派遣村 炊き出しや労働相談
見上げると厚生労働省庁舎が見える東京都千代田区の日比谷公園。大みそかの寒空のもと、開村した「年越し派遣村」は、全国からの支援物資を運ぶ人や炊き出し、相談活動にスタッフが追われていました。
開村式では、「村長」の湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長や、労働組合から全労連、連合、全労協の代表があいさつ。炊き出しの食材を提供した農民運動全国連合会や労働相談を行った日本労働弁護団などから連帯の発言がありました。
派遣村には百二十九人の入村者が訪れ、埼玉県上尾市から八時間かけて歩いてきた男性(47)もいました。入浴の希望者には銭湯に行く取り組みも。
荷物運びで息をはずませる千葉県浦安市から来たOさん(※原文は実名※)は「みなさんで一緒に生き抜くお手伝いができたらいいと思ってコメ四キロを背負ってここに来た。自分が最高齢のボランティアだと思う」といいます。(略)村は多くの支援物資であふれました。ボランティアには阪神大震災の被災者や仙台市から来た人も。(略)
東京都町田市から来た男性(34)も「日本共産党や民青同盟の人から教えてもらい、カンパでなんとか、ここまで来ることができました」(略)
報道陣から派遣村の感想を問われた志位氏は「全国からボランティアやたくさんの物資がよせられていること、みんなで支えあっていこうという動きはうれしいことだと思う」と表明。「本来は政府がやるべき仕事。こんな寒空に労働者を放り出した大企業の行動は許されるものではない。政府は大企業に対して“派遣切りをやめなさい”と、きびしい指導をするべきです」と語りました。
(『しんぶん赤旗』2009.01.01.)
「うっ憤たまり」刃物振り回す
逮捕容疑者供述
東京都港区六本木の六本木ヒルズ近くの路上で三十日午後八時三十分すぎ、「刃物を持った男がいる」と通行人が通報がありました。(略)けが人はありませんでした。
逮捕されたのは杉並区、自称無職の容疑者(28)。一部容疑を認め、「派遣の契約が切れ、次の仕事が決まらずにうっ憤がたまっていた」と供述していることが三十一日、分りました。
派遣先との契約は十二月中旬に切れたといいます。
(『しんぶん赤旗』2009.01.01.)
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