看過できない。
 

 米軍三沢基地のF16部隊
 今月中旬 イラクへ
 
 米軍三沢基地(青森県)のF16戦闘機部隊が今月中旬にイラクに派遣されることになりました。同基地の第三五戦闘航空団広報部がいつかまでに本紙の問い合わせに明らかにしました。
 派遣される部隊は、同航空団所属の第一四戦闘飛行中隊。「イラクの自由作戦」への支援として、「連合軍に対する近接航空支援」を行うとしています。同航空団のもう一つのF16部隊である第一三戦闘飛行中隊も来年初めに、第一四戦闘飛行中隊と交代でイラクに派遣されます。
「派遣隊員の安全」を理由に、部隊が配備される基地の名前、派遣される兵員数やF16の機数、日程などは明らかにできないとしています。一方、四日付の米軍準機関紙「星条旗」(電子版)は「(三沢基地は)第一四戦闘飛行中隊を支援するため今月後半に三百人以上の空軍兵を派遣する」と報じました。
 第一四戦闘飛行中隊は二〇〇三年のイラク戦争開戦に参加しました。昨年一〜五月にも、四年ぶりにイラクに派遣され、子どもを含め罪のない市民二千五百人が犠牲になったと報じられたナファフでの戦闘(一月)にも参加。精密爆弾や機関砲で攻撃を加えています。
 第一三戦闘飛行中隊も昨年五〜九月にイラクに展開。派遣期間中の八月にはアフガニスタン東部に長距離遠征を行い、反政府武装勢力タリバンの拠点を空爆するという秘密任務にも就きました。
「日本防衛」とは無縁な“殴り込み”部隊であることを重ねて証明しています。
 
(『しんぶん赤旗』2008.09.06.)

 
 まず第一点。
 
 日本はいったいいつまで……「敗戦国」の地位に、甘んじているつもりだ?
 いったいいつまで……「占領軍」の……基地を、国内に……
 放置しておくつもりだ?
 
 
 第二点。
 日本国内に居座っている「占領/進駐軍」が、そこを拠点にして、はるばる外国へと侵攻して行くため(だけ)の軍備であることは明白であるにも関わらず……
 
 その「軍備」だの「米軍人の福利厚生」だのを賄う「思いやり」予算は……
 
 なんらその利益供与を受けない、日本国民の税金から支払われているんである……
 
 
 第三点。
 
 いったいいつまで、きみは。
 イラク国民の殺害に加担する、米軍の存在を……
 
 承認し、甘受し、隷属し、コビヘツライさえしている……
 
 現在の、日本国政府……を。
 
 放置し、看過する……
 
 つもりか?
 
 
 
 この現象をそのまま放置すること、それはつまり、
 
 いま、目の前で殺されている、
 イラクやアフガンのひとたち、……を。
 
 無残に見殺しにしていること。
 
 と。
 
 まったく同義の行為なのであるのに……!!
 
 
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