グルジアがロシアを提訴
 
【ブリュッセル=時事】グルジアは十二日、南オセチア自治州およびアブハジア自治共和国でロシアが一九九〇年代以降、グルジア系住民を標的に民族浄化を行っているとして、国家間の紛争を裁く国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)に提訴しました。
 グルジアはICJに対し、同国内でのロシアの軍事行動の全面停止、軍部隊の撤収を命じるよう求めています。
 一方、ジェノサイド(集団殺害)などの罪を犯した個人を裁く国際刑事裁判所(ICC、ハーグ)も、グルジアでの紛争について近く調査に着手する方針を明らかにしました。
 
 
 
 新彊の襲撃 テロと認識
 中国外務省
 
【北京=山田俊英】中国外務省の泰剛報道官は十三日の定例記者会見で、同国新疆ウイグル自治区で十日、警察や政府庁舎が襲われた事件について、「いくつかの証拠は、事件の背後にテロ勢力の影があることを示している」と語りました。
「関係部門が捜査中」として、どの勢力による犯行とみているかは明らかにしませんでした。
 
 
 
■中国新彊でバス転覆25人死亡
 
【北京=時事】新華社電によると、中国新疆ウイグル自治区西部の高速道路で十二日午後、生徒らが乗ったバスが転覆し、二十五人が死亡、五人が負傷しました。現場が山中で詳しい状況は分かっていませんが、新華社は「事故」と伝えています。
 
 
 
■五輪開会式の少女は「口パク」
 
【香港=時事】十三日付の香港各紙によると、北京五輪開会式の音楽総監督を務めた陳其鋼氏は一部の中国メディアに対し、八日の開会式で九歳の少女が歌った祖国をたたえる歌の声が別人のものだったことを明らかにしました。この「口パク」は、共産党の指導部である政治局からの指示だったといいます。
 
(『しんぶん赤旗』2008.08.14.)

 
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