中国・新疆
「独立派のテロ」
地区党委書記 男2人が自白
【北京=時事】中国新疆ウイグル自治区カシュガルで武装警察の十六人が殺害された事件で、史大剛カシュガル地区党委書記は五日、身柄を拘束した男二人が自白したことを明らかにし、独立派によるテロ攻撃と断定しました。
現場で見つかった手製の爆弾が、二〇〇七年一月に警察がウイグル独立派組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」の訓練拠点を摘発した時の押収物とにており、中国当局はETIMの犯行とみて捜査を勧めています。(略)「聖戦」を唱える宣伝物も押収されました。
容疑者二人はカシュガルに住むウイグル族で、タクシー運転手と野菜の行商人。「攻撃は自分たちの生命や母親の平和な生活よりも重要であり、聖戦を決行しなければならない」という内容の遺書を残し、事前に謀議して盗んだダンプカーを塚って犯行に及んだといいます。(略)
(『しんぶん赤旗』2008.08.06.)
この記事の隣にジャマダ俊英氏が例の如くの「私家版官製報道」を垂れ流していて、しかもワザワザとらしく「チベット自治区から仕事で出張中という金融業者の男性(26)」なんてぇ人物のコメントまで載せているのだが……
ソレつまり、地元先住民族からは全然歓迎されていないというのにチベット「自治区」に「押しかけ入植」しやがった侵略者・漢民族の手先の、しかも貧困に喘ぐ地元住民相手の「悪徳高利貸し」街金業者ってぇコト、だろ………………★
★(=_=)★
でも下の論評に関しては、ほぼ全面的に合意☆
五輪と平和壊すテロを許すな
昆明のバス連続爆破につづき、新疆ウイグル自治区で4日、警察隊への襲撃事件が起きました。五輪開幕を前にした中国国内での相次ぐ暴力やテロは、世界平和を求めるスポーツの祭典に暗い影を落としています。
背景や理由がどうであれ、人の命を問答無用で奪う行為は、憎しみの連鎖しか生み出しません。それは、「いかなる暴力や差別を排する」という五輪精神とも決して相いれないものです。
北京入りしていた日本男子体操の具志堅幸司監督も、事件発生を聞いて「五輪はメダル争いだけじゃなく、平和にも貢献するもの。非常に残念」と語っています。
この間、北京でさまざまな人たちに話を聞きました。そのほとんどが、「五輪開催は夢だった」「五輪を通して世界とさらに仲良くしたい」と、期待と高揚感につつまれていました。競技会場がある五輪公園の周辺は連日、雰囲気だけでも味わいたいと、地方から出てきた大勢の人たちでにぎわっています。
テロは、こうした人々の願いをふみにじり、友好親善の場を傷つけるものです。
過去の五輪も、テロや暴力と無縁ではありませんでした。1996
年のアトランタ大会は期間中に五輪公園で爆発事件が起き、多数の死傷者を出しました。2000年のシドニー五輪では、原子炉を遅う計画が未然に防がれています。
「厳戒五輪」が当たり前となり、警備費はふくらむ一方です。もはや、開催都市の努力だけではすまされない課題になっています。「人類の祭典」を将来に受け継いでいくためにも、世界が協力してテロを包囲し根絶していくことが求められます。
いま北京では、数え切れないほどの多彩な交流が生まれています。五輪を通して、異なった文化や考え方を違いにわかり合う「ひとつの世界」。それを壊さないためにも、卑劣な暴力に屈してはなりません。
(北京で代田幸弘)
(『しんぶん赤旗』2008.08.06.)
>この間、北京でさまざまな人たちに話を聞きました。
この代田氏とジャマ田氏は同じ「五輪取材団」として、ほぼ同じような行動半径で取材をしているはずなのだが……
出てくる記事の深みというか幅というか奥行きというか品格というか……の、落差といおうか、「雲泥の差」なんである………………
(ーー;)
う〜ん、やっぱり、「文章」って、「ひととなり」なんだわ☆
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