さて、正確には「パン屋の二代目」以降をまとめて入力しているのは6月5日の夜からなのだが。
 先日、はるあき君と久しぶりにリアルで会い、ご飯を奢ってもらった時に、私がここしばらく「後期高齢者」の医療改悪のアオリで、ほとんどが年金生活者である整体のお客さん達が一斉に財布のヒモを固く縛り上げてしまい、仕事が激減してヒマでヒマで遊ぶお金もなくて貧乏で家にいるしかないので、せっせと屋内の片付けとか大掃除とか大洗濯とかに励んでいる……と言ったら、案の定、
「だから地震が来るんだよ!!」と、言われてしまったが……☆
 
(違うもん★地震が来たのは、大掃除の前だもん★
 でも、日本が例年になく多雨なのは、
 私のせいかもしれない……★(^◇^;)★
 
 と、ちょっと反省している……★(ーー;)★)
 
 それはさておき。
 
 机の上のゴタゴタを整理していたら、タイミング的にアップ(無断転載)しそこねていた、個人的に非常に気になっている記事が出て来てしまった。
 
 どうも、先にこれをアップしておかないと、個人的に、一歩も先に進めないような気がする……☆(ーー;)★
 

 [ひと]
 性同一性障害の当事者として執筆活動を続ける
 佐倉智美(さくら・ともみ)さん
 NPO・SEAN理事。
 著書『明るいトランスジェンダー生活』ほか
 
「自分は女の子…」。もの心ついたころから漠然と思っていました。自分が「男」だと認識したとき、「人生の最初にハズレくじを引いた」気分に。なんでやろ? 誰が自分を「男」と決めたん?
 大学を卒業後、男性として就職活動。内定式では男女で分けて座らされ「男性として」働くことを求められました。悩んだ末、その会社は辞退。その後、就職した職場でも「女子社員をしっかりまとめてくれよ。男なんだから」。
 違和感はピークに。「もう限界や…」。数日後、辞表を提出し、女性として歩み出すことを決めました。十年前のことでした。
 自分は「性同一性障害」で「心の性が女」だと分かるまで実に三十年以上、性別に対する違和感に苦しみました。
 「性別を変えるなんて変態。男は男らしく、女は女らしく」。そんな呪縛(じゅばく)から解放され、現在は「男女」の性を超えた「ありのままの自分」として生きる心地よさを感じています。
 「障害」とは社会がつくり出してしまったもの。社会全体が「多数者」の基準に合わせているため、そこから外れる人は皆、苦しくなってしまう。車いすの人、目が見えない人…。セクシュアル・マイノリティーもそのうちのひとつ、と考えています。「『障害』を持つ、すべての人々と手をつないでいけたら」
 「性別」とは、「今、仮にある世の中の約束ごと」だと柔らかな関西弁で語ります。
「都合が悪いことは話し合って変えることも、ありなんじゃないかな?」
 
 文・平井 真帆
(『しんぶん赤旗』2008.03.08.)

 
 上記、「女/男」を入れ替えると、
 私の物語にも近くなりますが……
 私の場合、これは「チャレンジ」であって、
 「障害」とは、捉えていないんですが……。
 

 「男」って? 「女」って?
 性同一性障害当事者として考える
 さらだ企画 佐倉智美(さくら・ともみ)さんの講演から
 
 自分らしい生き方できる社会に
 "性別"は人の数だけ違う
 
「『男』って?『女』って? 自分らしく生きられる社会って?」…。「さらだ(セクシュアル・マイノリティと人権を考える会)」が主催した講演から紹介します。講師は『性同一性障害はオモシロイ』の著者、佐倉智美さんです。
 
 
 男か女かは割りきれない
 
 男か女かに丸をつける性別欄がよくあります。性別といえば男と女。男と女の定義はこういうものと疑問に思わない、それが一般的な社会に私たちは生きています。恋愛に関しては男女間で行うもの、という常識が根強い社会です。
 それでいいのかというと、そんな単純には割りきれないという人がいます。それがセクシュアル・マイノリティです。少数派といわれる人たちが実はたくさんいるんですね。
 私の場合は体は男で本人の気持ちとしては心は女になっています。性同一性障害といえば最近はわかってくれる人が多いですが、もともとの性別と異なる性別で生活しているという意味で「トランスジェンダー」といういい方が正確です。(略)
 10年前に性同一性障害を知り、「これだ、一人じゃないんだ」と楽になりました。(略)
 
 
 社会や文化が生み出した性別
 
 セクシュアル・マイノリティの基本を確認するための図をみてください。身体を基準に付与する性別、本人の意思に基づく性別、恋愛対象にかかわる性別が女か男かという図になっています。その人の性に関する総合的状態というのは、最低これぐらい聞かないと表せないと思います。性に関するその人の総合的状態、これが一番広い意味でのセクシュアリティになります。
 
 (図)あなたの性別は?
 「男女」におさまらないセクシュアル・マイノリティの基礎を確認
 ・・・・・・・・・・・・・・・
 身体を基準に付与さえれる性別   女 ……・…… 男
 本人の意思に基づく(心の)性別  女 ……・…… 男
 恋愛対象に関わる性別(性的対象) 女 ……・…… 男
 
 
 この3つを男か女かの二者択一でみても、8通りの性別があるということになります。「自分は真ん中へんや」とか「真ん中よりちょっと左」とか、無段階につけだすと、性別というのは一人ひとり違うことになります。人の数だけ違うとしたら、世界人口と同じ60億通りあるといってもいいんですね。
 恋愛対象にかかわる性別も人それぞれです。たまたま世間が異性愛のレールをしいているから、同性愛という言葉が使われるわけで、どんな人を好きなのかは人それぞれ。すべての人がそうだと思います。
 世の中にはインターセックスといって、体が男でも女でもなく生まれる人もいます。性別を分ける根拠になっている体自身が男と女だけではないんです。人間社会の性別は、体ではなく、社会や文化が生み出したものといえるんじゃないでしょうか。
 「男」と「女」というとらわれから自由になれば、セクシュアル・マイノリティもそうでない人も、「こういうのが自分らしい」という生き方ができる、一人ひとりが満足のいく人生を送れる。それがすべての人にとって生きやすい社会をつくることにもつながっていくと思います。
 
(『しんぶん赤旗』2008.03.21.)

 
 ……文中で全て「男」が先で「女」の字が後に来ている……
 のが、とっても気になる(気に喰わない★)なぁ〜★★
 
 「セクシュアリティ」の区分については文中(図)の通りで良いと思うが、それらの問題について語る際には「ジェンダー差別」までを視野に入れて、言葉を厳密に選らんで、繊細に使っていかないと……
 
 なにか、大事な部分が漏れる★( ̄^ ̄;)★
 
 
 んで、私自身は、
 ?身体を基準に付与される性別……文句の付けようもなく「女」
  (-_-;)
 ?本人の意思に基づく心の性別……多分間違いようもなく「男」
  (^^;)
 ?恋愛対象に関わる「性的嗜好」……(これは私はもっと厳密かつ繊細に区分されてしかるべき項目だろうと切に思う)……身体基準が「とっても男性的」または「とっても女性的」で、かつ、心の性別は「どちらでも構わない(自由)」な立場を選び、なおかつ性的嗜好が「私限定」(浮気不可!!)の人。……と……☆
 ☆(^◇^;)☆
 
(で、いるわけないかな? そんなツゴウの良い人……??)
 
 
 で。
 
 私見によれば、この「心の性」というのは、「前世記憶(経験)」にひきずられている場合に混乱するもの……
 だと、思う。(^_^;)d”
 
 いや、マジメにこの問題を語り合っている科学者だの医学者だの法学者だの……いう人たちに、「生まれ変わりの実在性についても考慮せよ」なんてリクエストを出してみる気は……
 毛頭、無いけど……さ☆
 
 (^^;)(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)
 
 
 蛇足。

 生物多様性
 基本法が成立

 参院、全会一致
 
 生物多様性基本法案が二十八日の参院本会議で採決され、全会一致で可決・成立しました。
 同法は、生物多様性の保全を総合的・計画的に推進することが目的。生物の多様性に影響を及ぼす恐れのある事業を行う事業者が、計画の立案段階から環境影響評価(アセスメント)を行うことを推進することなどを盛り込んでいます。
 
(『しんぶん赤旗』2008.05.29.)

 
 「保護」してね……、
 「私」のような、
  ヤツも……☆(^◇^;)☆     .

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2009年6月29日7:24

 現在の結論から先に書くと。
 各種考察の結果、どうも私はGID(性同一性障害)とは違うモノ、らしいです。
 私は女性体で生まれたし、たぶん女性としての生殖能力もまだまだ十分あるし、恋愛対象は主に男性(たまに女性も入るので厳密に言えば「なんちゃってバイセクシャル」)だし、要するに、「性別違和感があるだけの」女性なんだ……。

 そしてその「性別違和感」は、持って生まれたものではなくて。

 参考文献:岩月謙司『幸せな結婚をしたいあなたへ』新潮文庫

 によれば、「母親の育て方」に根本的問題が、ある。らしい……★(この問題はまた時間がある時に詳述というか引用しまくる?)。

 あとね。私が「不平等や差別を憎む心」と、「高すぎるほどの自尊心」は、間違いなく「生まれつき」持ってるものなので。

 今の(というか私が生まれた頃の)、日本の社会の中における「女性差別」や「女性蔑視」に反感を持ちまくって、「差別されない存在」になって、「行動を制約されない自由」を確保したい。という動機が、私に、「私はオンナじゃないもんッ!!」という行動(選択)を、とらせることになった……(という仮説自体はかなり以前から自分でも思っていたが)らしい。

 今は時間がないので、上の日記をつい読み返した勢いでこれだけ付記しておく。

 結論: 私はGIDではない。たんなる、女性遺伝子を持って生まれてきた……

 自由な、人間だ。





nophoto
はるあき
2009年6月30日0:12

心の性別が無性(男でも女でもない)ってのはないの?
私はどっちでもなさそうだなあ。

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2009年7月1日10:07

 きみ、全然解ってない(考察したこともない)問題にまで、いちいち間抜けなコメントくれなくていーよ★(きみは何も考えないで軽く書いてるだけなんだろうけど。この問題に関して、私や、本格的なGIDの当事者の人たちが、それこそ命がけで苦しんで、解決しようとあがいてきた重たい問題なんだ。っての、全然分かってないし、共感も共苦も、する気、ないでしょ?
 そーゆー人に、世間話のよーなコメントつけられると、ものすごくむかつくんだよね!

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2018年7月13日21:36

貴理子 Kirikoさんがリツイート
佐原ディーン‏ @saharabingo · 7月11日

後輩の息子の小学校のジェンダーの授業で「生まれ変わったら男女どちらになりたいか?」の質問に女子は男女半々になり、男子は後輩の息子のみ女と答えた為、理由を聞かれ

「三度目生まれ変わったらどっちにするか決める為」と答えた所、教師に激怒されたそうだが「理にかなった意見だぞ」と誉めておいた
https://twitter.com/saharabingo/status/1016956449686032384

最新のコメント

日記内を検索