オクタゴニアン (1)
説明 2005
角川書店
杉浦 守作, 大塚 英志
レビュー
ブックオフの105円でたまたま見つけ、
大塚英志なのでとりあえず買って読んで、
山田志門が面白がりそうな内容?なので、
そのうち書評を書こうとか思ったままで、
タイミングを逃してそのままだった一冊。
それで丁度良かったかもしれない。
むしろこれはバグダッシュ大佐や
アッテンボロー@フィッシャーの、
好みなんじゃないか?と思う…… ☆(^^;)☆
粗筋を説明するのは面倒なハナシなので、
どうしてオススメ評を書こうと思ったか、
セリフを抜粋する。
「言ったろ?あんたが嫌いだって。
なにしろ俺は元共産党員なんだ。
もっとも、実は特高のスパイで
おかげで今はお払い箱だ」
「俺も飼い犬だけは真っ平なんだよっもう」
「そんなふうに歴史を自分たちの都合で
でっち上げたら、いかに人が不幸になるか、
ぼくたちはそれを現実に知ったはずですよ」
「神話をでっち上げるのが
俺たち民俗学者の仕事だ
俺たちはもう一度
日本中が熱狂する
天皇の神話を創ってやる」
「あんたそうやって
占領軍から情報とってんだろ?
そうだろ? 革命のためだろ?」
「つまり革命は失敗したんだよ」
「革命とスパイ、どちらとして振舞うかは
このコイントス次第さ」
「彼ら(共産党員)は進駐軍に釈放されて……
それを解放軍だと口走る呑気な連中です」
「革命はアメリカによってなされますよ
我々なら貴方を日本の
民主革命の英雄に出来ます」
「もう 誰かに担がれて 生きるのはやめよう」
「時の権力に担がれなければ
天皇家に何の価値があると云うのです」
「価値がなければ滅びればいい」
「決めるのは歴史だ」
……ってことで……
どうです? 読みたくなって来たでしょう……?
(  ̄ー ̄)ノ
.
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作成日時 2007年01月31日 01:27
満足度 ☆☆☆☆
カテゴリ 和書
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