チベット
暴動関与の953人を拘束
【北京=山田俊英】中国チベット自治区政府のシャンパ・プンツォク主席は九日、北京で記者会見し、先月十四日、ラサで起きた暴動に関与した容疑者九百五十三人をこれまでに拘束したことを明らかにしました。
このうち検察当局が四百三人の逮捕を承認したといいます。また、三百六十二人が自首し、うち三百二十八人は軽微な罪のため釈放したと述べました。さらに、九十三人を指名手配し、うち十三人の身柄を確保したと発表しました。
会見に同席した中国共産党中央統一戦線工作部の斯塔副部長(チベット族)はダライ・ラマ十四世が分裂活動を行っていると非難する一方、独立の主張などを放棄するなら「対話の道は開かれている」との立場を表明しました。
そのためにはダライ・ラマがチベット独立の立場を捨てて「分裂活動」を停止し、チベットと台湾が中国領土の不可分の一部であることを認めなければならないというのが「中央政府の基本的政策」だと指摘しました。
また、「暴力、北京オリンピックへの妨害、祖国分裂活動」を一切停止することが接触、交渉の「基本条件」だと語りました。
(『しんぶん赤旗』2008.04.10.)
私が発見した限りでは、
10日付はこれだけでした★
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