(注:これの入力作業をしているのは4月7日です。なにゆえこの記事をアップしておきたいのかは、3月30日付の同タイトルの記事を御参照下さい☆)
 
 

 甘粛・四川で新たなデモ
 NGO チベット人が抗議
 
【北京=時事】インド・ダラムサラに本拠を置く非政府組織「チベット人権民主化センター」は十九日、中国の甘粛省や四川省でチベット人の新たな抗議デモが起きたと伝えました。チベット自治区の周辺地域では、ラサ暴動に刺激された騒乱が相次いでいます。
 同センターによると、甘粛省甘南チベット族自治州の合作市で十八日、僧侶と市民ら数百人が地元政府庁舎にデモ行進。武力鎮圧の中止を求めるとともに「チベット独立」などのスローガンを叫びました。武装警察部隊と衝突したかは不明。同州の夏河県、瑪曲(マチュ)件、碌曲県でも抗議デモ発生が伝えられています。
 また、四川省アバ・チベット族チャン族自治州のマールカン県では同日、チベット人約百人が政府庁舎前の中国国旗を引き下ろし、禁じられたチベットの旗を掲げたといいます。
 
 
 
 100人自首と報道
 
【北京=山田俊英】中国中央テレビ(CCTV)は十八日夜、チベット自治区で起きた騒乱事件の参加者百人が自首したと報じました。自治区当局は十八日午前零時までに自首すれば減刑の可能性があると布告を出していました。
 自首したのは直接暴行、略奪、放火した者と、それに関与した者で、刑法によって処罰されるといいます。
 また、自治区政府系のインターネット・ニュース「中国チベット・ニュースネット」によると、自治区政府と中国共産党自治区党委員会などが十八日、「ラサ事件処理・全区安定確保〜テレビ電話会議」を開きました。
 会議で演説した張慶黎共産党自治区党委員会書記は、「基本的に事態は収束し、ラサの社会秩序は回復しつつある」と述べる一方、「反分裂闘争の情勢は依然、非常に厳しい」との認識を示しました。
 一方、在中国日本大使館が十九日、在留邦人向けに出した情報によると、チベット族が多い青海省でも観光客の受け入れが停止されることになりました。
 
 
 
 米高官 ダライ・ラマと中国は対話を
 五輪ボイコット求めず
 
【ワシントン=時事】クリステンセン米国務副次官補(東アジア・太平洋担当)は十八日、中国チベット自治区で起きた大規模暴動について、「少数派チベット人の不満に中国が対処する必要性を示した」と述べ、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ十四世やその特使との直接対話を行うよう中国に重ねて求めました。米上下両院の超党派諮問機関、米中経済・安全保障再検討委員会で証言しました。
 副次官補はこの中で、「五輪は、中国が経済発展だけでなく、人権状況改善など社会的発展を世界に示す機会」とし、「中国が五輪を真に成功させるには、人権面などで進展を見せる必要がある」と指摘しました。ただ、「米政府としては、五輪のボイコットは求めていない」と述べました。
 
 
 
 EU、五輪開会式不参加検討も
 仏外相

【パリ=時事】AFP通信によると、フランスのクシュネル外相は十八日、中国チベット自治区での暴動が続いた場合、欧州連合(EU)が来週の外相理事会で、北京五輪開会式の不参加を検討する可能性も捨て切れないと語りました。

(『しんぶん赤旗』2008.03.20.)

 
 
 質・量ともにバランスがとれていて、
 文句のつけようのない報道だと思います。

 (^_^)v
 
 
 しかし……?★


 中国全人代をみる(上)
 汚職・腐敗に厳しい目
 
 十八日閉幕した中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)第十一期第一回会議は民生重視、安定成長の路線を決め、胡錦濤国家主席以下、今後五年間国家指導部を選出しました。会議を振り返りました。(北京=山田俊英)
 
「反対五百二十一、棄権百二十」。最終日の全体会議。最高人民法院(最高裁)報告の採決結果がスクリーンで発表されると場内が「おー」とどよめきました。公務員から法曹分野まで広がる腐敗への反応です。
 賛成多数で裁決されたものの、代表(議員)の22%が批判票(反対・棄権)でした。続く最高検察院報告でも22%が批判票。昨年の批判票は17%程度でした。
 全人代初日、温家宝首相の政府活動報告には政府自身への警告の言葉が並びました。「都市・農村格差の拡大傾向はいまだに好転していない」「政府活動と情勢の要請、人民の期待の間にかなりの開きがある」
 内政の焦点は、高騰する物価の抑制と民生の向上に置かれました。
(中略)
 胡錦濤国家主席再選の前日に起きたのがチベット自治区ラサでの騒乱です。中国政府は、チベット仏教指導者ダライ・ラマ十四世の勢力による「陰謀」と断定し、徹底した鎮圧を表明しています。国際社会からは中国当局の対応を憂慮する声が相次いでいます。
 国の威信をかけた北京オリンピックまで五ヶ月を切っています。国民のくらし、民族問題、国際社会の信頼…いずれをとっても難題です。温首相自身、「改革と発展の任務は重く、困難に満ちている」(政府活動報告)と厳しさを指摘しました。(つづく)。
 
(『しんぶん赤旗』2008.03.20.)

 
 
 ん〜……★

 いくら五輪その他で話題の国とはいえ……

 よその国の「国会中継」で、
 これだけの紙面を割くのって……
 
 中国以外で、どこかやったっけ?

(あ、中南米ので、やってるっけ?)

 やっぱり好きなんですね☆
 日本共産党は、
 中国共産党が……☆★(ーー;)★☆
 
 
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