(2008年02月27日14:16)

 アッテンボローというか、後半生はヤンのほうが似てる?……のかも知れないが。
 
きょう放送 NHK 午後10時

『その時 歴史が動いた』
「軍服を脱いだジャーナリスト」

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 反戦の論 貫いた 水野広徳に光

 日露戦争を水雷艇長としてたたかい、日本海海戦のベストセラーを書いた筋金入りの軍国主義者が、その後ジャーナリストとして迫害に負けず戦争反対の論陣を張った。
 水野広徳(ひろのり)海軍大佐がその人である。

 第一次大戦直後のヨーロッパを視察した水野は、最大の激戦地フランスのベルダンなどで、殺戮と破壊を尽くした戦争の惨禍に強い衝撃を受ける。帰国後、彼は軍籍を離れ、軍備の縮小・撤廃を訴える論文を相次いで発表して、大きな反響を呼んだ。

 しかし満州事変、廬溝橋事件など軍部の独走は止まらず、日本の中国侵略は拡大の一途をたどる。反対勢力はテロで恫喝し、言論は封殺される。新聞もラジオも軍国主義一色に塗りつぶされる中、反戦の筆を折らなかった水野の論文も次々に発禁となり、ついには執筆全面禁止処分を受ける。

 その直後に日本は、アメリカとの全面戦争に突入、そして敗戦。「東京は爆撃で焦土と化す。日米闘うべからず」という水野の警告通りだった。

 日露戦争の勇士から不屈の反戦ジャーナリストへ……。

 今ではその名を知る人も少ない水野広徳の数奇の生涯に、再び光をあてたこの番組は、憲法9条改定が現実の課題となっている今、ことさら意義が深い。

(諌山修 ジャーナリスト
『しんぶん赤旗』「試写室」2008.02.27.)
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 だ、そうです……。

 例によって私はテレビを持っていなくて見られないので、見られる方はぜひ見て、感想を教えてね☆

 (^_^)v



◆コメント◆

TORATONTON 2008年02月27日 22:56

ちょっと前に、番組が終わりました。
この水野広徳という方、正しく君子豹変を実行なさったようです。もともと、文章などで表現することに向いていた方なのかもしれません。
番組の内容は、言論統制の恐ろしさ、戦争の恐ろしさがよくわかるものでした。
水野広徳、ご本人のひととなりについての言及は少なかったような気がします。自らの思うところを貫いた人ということはよくわかりました。

歌いながら大地を歩く 2008年03月01日 18:19

ありがとうございます♪

>水野広徳、ご本人のひととなりについて

この時代の実話に基づいた?小説が『しんぶん赤旗』に連載されていた事があって、それによれば、穏やかで真っ直ぐな目をしてゆっくり分かりやすく話すかただったらしいです。
そのイメージからするとヤンかなぁ〜? とも思うのですが、ヤンにしてはとっても「働き者」な人な気がする……

 やっぱり、アッテンのほうが似てるでしょうか?

 (^^;)d"

TORATONTON 2008年03月01日 18:47

アッテンはおきゃんで(すみませんね、これ女性にむけの言葉なんですが、適当な言葉がほかにみつかりません)喧嘩早い印象がありますので、水野さんにたとえるのは、いかがなものでしょうか。
歌いながら大地を歩く 2008年03月01日 18:54 いや、「おきゃん」。
ニュアンス解ります。(w

もっと言えば、「おてんば」……?

 (^_^;)d"

水野広徳のイメージに近いのは、
むしろキャゼルヌ?

(いや、無理に銀英キャラにしなくても良いんですけどね……☆)

 (^^;)

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