(2007年11月13日02:53)

7月8月にネット「不投稿」になった最大の理由はやっぱりあの暑さが原因なのだが、9月に復帰した後、10月から再びとぎれとぎれになっていた、実は最大の理由が……

「良心の呵責」

というやつ、だったのであるかも知れない。

やつあたり?されたみなさんごめんなさい。

だがここに宣言する。わたしは、一度決めたことについては、なるべく、守ろうとする、意志力はある(はずの)人間であることを……

 ……何の話かって……? (^^;)" 

 私は、とっても、
 チョコが好き♪ o(^-^)o

 ……と、いう、話………………★(ーー;)d"★

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 『チョコレートの真実』
 ……汗と涙と血と人命の犠牲が

 コンビニや駅の売店など、毎日どこかで目にする、おとなも好きなお菓子、チョコレート。なぜか原料カカオの産地の事情は、あまり知られていません。この情報ギャップの背景には内情を知られたくない人々の存在もありそうです。

 キャロル・オフ著『チョコレートの真実』(英治出版・一八〇〇円)が告発するのは、甘い一枚のチョコレートに、どれほど多くの汗と涙と血と人命が犠牲になっているかという苦い真実です。調査には生命の危険さえ伴い、ジャーナリストの殺害事件も起きています。

 アフリカ西海岸の国コートジボワールは、現在、世界のカカオの約四割を生産。同国の農園では、子どもたちも学校に通わず働いています。しかし子どもたちは、チョコレートを見たことも、食べたこともなく、欧米では板チョコ一枚に現地の日当三日分に当たる約百二十円も払うと聞き、目を丸くします。干ばつに苦しむ隣国から連れてこられた子どもたちもいて、むち打ちなどの虐待も伴う事実上の奴隷労働がはびこっています。

 カカオを収穫する手とチョコレートに伸ばす手の間の「埋めようもなく深い」溝。しかも世界の有名チョコレート会社たちは、実態を隠蔽しようと組織的に策動してきました。

 見なれたお菓子に最も粗暴な資本主義が隠れていることに、改めて驚かされます。

(「背表紙」by「清」『しんぶん赤旗』2007.10.14.)
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◆コメント◆

歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:00
 
 最初に白状するが、この本自体は読んでいない。この短い書評を目にしただけである。
(だって、1800円もする高い本、買えないし……★)

 だが、それだけで丸一カ月近く、断続的にではあるが苦悶し、反問し、真面目にスーパーやNL(バイト先)のチョコレートの棚の前を行きつ戻りつし、それまで毎日のように常食していた(デスクサイドに常備していた)お気に入りの、「ショップ99」で104円で気軽に入手できる「DARS」(ブラック)の、次の箱を購入するのを断念し……

 中味の足りない財布と相談しながら、自然食品店の棚の前を往来して、やっぱり買えなくて。

 まじめに。

 悩んだ末に、やっぱり結論は一つしかない、と、当初の(この書評を読んでしまった瞬間の)悲しいオノレのサガを噛み締める……

 そんな自分が。

 わたしは好きだ。

 ……うん。……


歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:29  

 小学校の時。「ビアフラ」という単語に触れた。「どうしても忘れられない、ビアフラ」という、歌の、歌詞を、読んだだけなのだけど。

 そしてそれと前後して、そのころ大好きだった犬養道子によるマザー・テレサの紹介文を読んだ。泣いた。

 そして決意した。

 言っておくが、その当時も今と同様、周囲の同世代の子ども達の10分の一程度しか収入(おこずかい)の無い、超絶貧乏な私であった。おこずかいに余裕があって、余裕があるから余った部分を恵んであげようという、偽善的な動機ではなかった、(はずだ。それは当時も再三再四、散々……アタマが文字通り禿げるほど……自問自答し煩悶した課題。)

 当時、とある理由(動機)があってキリスト教(プロテスタント)の日曜学校に通っており、ひととおり(子ども向けのだが)『新約聖書』を読んだ後だった、という影響もある。

 なけなしの、ただでさえ足りない「おこずかい」の中から、「十分の1」を……「毎月、マザー・テレサの所へ送金する」という「誓い」を……、泣きながら、葉を食いしばりながら、私は立てて、そしてそれはやや不完全な形ではあるが、私が成人して自分で稼ぐようになり、やがて失業して明日の糧にも事欠く……(本格的に「飢餓」に近づく……)まで、ほぼきちんと、遂行され続けた。

(その間、募金先がユネスコからユニセフに変わったり、半分の額をサヘルの会のほうに振り向けたり、などの些末な変更事項はもちろんあったが)。


歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:33  

 中学校の時。家庭で暴力とネグレクトを、学校で陰湿な無視とイジメを受けていた私が、唯一の逃避先としていた「本のなか」と、その延長線上である「空想」の世界……

 その「空想」の世界、ダレムアスを、当初は完全に平和で安寧で、争いごとなど何一つ無い、なまぬるい予定調和の世界に「しよう」として、しかし……、「それでは“物語”が始まらない」と、世界の「真実」に気がついて愕然とした時。三日三晩泣き明かして私は、それでも、「殺してでも守る、生きて生きて生きのびる!」という主人公の主張、生きて有るキャラクターの存在それ自体の自由を尊重するためには、「おのれの唯一の逃避先(心の平安)」を失ってでも、「苛酷な現実」を受け入れるしかない……と、腹をくくって、その時から、大地の世界は戦乱の巷になった。

 わかりにくい例えで恐縮だが、それは銀河英雄伝説がキルヒアイスやヤンの死によってのみ始めて、「史実」としての重みを持つのと同じように……

 私が、ただの「現実逃避の妄想耽溺型ひきこもりオタク」ではなく、「なかなか芽の出ない作者(物語作家)の卵」と、(自分にだけは)胸を張って言えるようになった、それは根拠である。

(いきなり話が飛んだように見えるでしょうが、つながってるんですよ)(^^;)"


歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:40  

 社会人。まがりなりにも職を得て、世間並みとは言えないが、自分で自分の生活を賄うチカラを……得て。
 
 私は本を買った。服を買った。本棚を買い、そして旅行に行った。

 沢山稼いで、沢山使って、沢山「ともだち」に奢って、「贅沢」して、笑って……

 「豊に」暮らしていきたいと思って、働いて、働いて、……カラダをコワした。

 私が「すでにこの眼は失明している」と医師から宣告を受けたちょうど同時期、チェルノブイリが熔解し、それからバブルがはじけた。

 「失明」を宣告されたかすむ目のおぼろな視界で、ル・グィンの、『オメラスから歩み去る人々』を、読んだ……

 そして決意した。

 生き方を、変えよう。


 

歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:46  

 原発から歩み去るために、家電製品を放棄した。

 いま、私の生活の中に、冷蔵庫もテレビも無い。洗濯機も、携帯電話も無い。

 汚染から歩み去るために、合成洗剤を放棄した。

 服は石鹸で手で洗う。虫は無視するか、スリッパで叩きのめすか。

 一時は徹底した「無農薬野菜と玄米菜食」を貫いた。
 結果(?)、失業し、飢餓状態を味わった。

 しかし、得がたい人生を得た……。

 

歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:50  

 いや……。なにもね?
 ここまで長々と言い訳(?)を、ひっぱる必要も……

 なさそうなもんなんですけどね?

 (^^;)”

 たったひとこと、書けばいいんです。

「私はチョコレートを諦めます!」

 って……。 (ーー;)(T_T)(ーー;)”


歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:56  

「フェアトレードチョコレート」があるからには、
「フェアではないチョコレート」もあるのだとは

 知っていた。

「オーガニック・チョコレート」があるからには、
「オーガニックでない」チョコのほうが多いのだ、

 ということも……。

 知ってはいたはずなのだが、
 判ってはいなかった。

 
 私が気軽に美味しく食べるチョコレートが

 ジャーナリストを殺し
 子どもを鞭打つのなら、

 私は、もちろん、

 それを食べることは出来ない。

 ……当然の、帰結だ。当然の……


歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 03:59  

 よって、ここに宣言します。

 私は、チョコレートが大好きです。

 今後、生涯にわたって、
 
 オーガニック栽培で、
 フェア・トレードの、

 チョコレート以外は、
 購入しない。

(………………なるべく。………………(ーー;)”)

 ということを、誓います。


歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 04:04  
 
(そして今宵は「願いを書くと叶う」新月。)

(あぁ……すっきり?した!! ||||(^◇^;)||||
 
 
 
 
歌いながら大地を歩く 2007年11月13日 04:26

 ……あ、あぅぅ……★(T_T)★

http://mixi.jp/view_item.pl?id=885331

「フェアトレード」でも「ダメ」らしい……★

じゃ、せめて、

「オーガニック」で
「フェアトレード」で、

「コートジボワール産でないもの」……

で!! (>_<)

(ボリビアとかベネズエラのやつなら良いよね?)

 ……結局、喰う気か……?! ||||(ーー;)||||"


みー 2007年11月15日 01:18

チョコレートが私たちの手元に届くまでの裏側の話についてを読んでいて、
いつも冷凍庫に板チョコをストックしている私は、
これからはもっと感謝してチョコを食べようと思いました。(┬┬_┬┬)
食べるたびに、『チョコレートの真実』について書かれている、
歌っちのこの日記のことを思い出すことでしょう。

スナック菓子が好きじゃない私にとって、チョコレートほどお手軽で
栄養価もある甘いお菓子はないのです。

今までも、職場では、チョコレートはたいてい常備していました。
休憩時間に、「あー、疲れた。」と言って、チョコレートを食べる瞬間は、至福のとき・・・
そして、また頑張って働こうと思うわけで・・・
チョコを手放すことは考えられんわけです。
妥協を知らぬ?歌っちらしいコメントを読み、尊敬・・・

それから、
>原発から歩み去るために、家電製品を放棄した。
>いま、私の生活の中に、冷蔵庫もテレビも無い。洗濯機も、携帯電話も無い。
>汚染から歩み去るために、合成洗剤を放棄した。

ここを読んでびっくり・・・
携帯電話とテレビがないことは存じ上げておりましたが、
冷蔵庫と洗濯機も放棄されていたのですか!?
えっと、現在もなんですよね・・・?
脱帽m(__)m致します。


みー 2007年11月15日 01:30

できることとできないことでいえば、チョコを食べずに
生活していくことは可能なのでしょうが、食が大の楽しみである私には辛いことです。

生まれてから一度も食べたことがなければ、
食べずにそのまま生活していけるのですが、
一度知ってしまった快楽や便利さをボイコットすることって
本当に難しいですよね・・・


TORATONTON 2007年11月15日 06:20

チョコレートですか。
チョコレートに限らず、全世界での児童労働やら奴隷労働やらについて、書かれた本など、結構あるみたいですよ。
お暇のあるときにでも、図書館へいらして、
チェックなさってみてはいかがでしょうか。


歌いながら大地を歩く 2007年11月18日 05:17

……「他人事」なスタンスなんですねぇ、TORATONTONさん……

 (^^;)

 わたしはこれ以上、「食べられないもの」を増やしたくないですよ……前に一度、「無農薬栽培された“玄米菜食”以外食べない!!」ってやって、ほとんど無茶苦茶な「出家修行」状態で……、外出先で喰えるものが無くなって、ハケン先に初日っからお弁当持って行って、ところが社内に食べる場所がなくって、外で食べようとしたら公演もなくって、座ってお弁当食べられる場所を探して歩いて歩いて歩いて……いるうちに迷子になってしまって、食事もとれず、ハケン先に戻るのも遅刻して……

 みたいな、完全に「人間(社会人)失格」な状態に、なってしまったことあるし…………

 今だって、かなりハードルは下げたとは言え、

「“買ってはいけない”山崎パンは食わん!」
「イーストフードは人間の喰うもんじゃない!」
「ソルビット? なぜにキムチにソルビット?」

とか、とか…… (^^;)

「好き嫌いはありません」とか公言している割には「喰えない」ものが多くって、世間とのスリアワセをとるのに苦労を強いられる毎日だと言うのに……★☆

(ま、そんな自分のほうが、好きですけどね☆)


TORATONTON 2007年11月18日 07:24

>>……「他人事」なスタンスなんですねぇ、TORATONTONさん……

はい、おっしゃるとおりです。
その理由は、

>>わたしはこれ以上、「食べられないもの」を増やしたくないですよ

です。

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