(2007年10月22日03:32)

 標記のタイトルは実は正しくない。クニとかコッカとかいう微小な単位で見るならばどちらも「外」患だし、地球という大きめの枠で見るならばどちらも「内」憂だからだ。
 ミャンマーの過日の事変における逮捕者数も発表されたり否定されたりでまだまだ熾き火がくすぶっているうちに、パキスタンではブット元首相を狙ったテロだし(※)、かと思えば……。

 例によって例のごとく、中国共産党による、
我が(前世の)故郷・チベットへの武力弾圧である……!
 
 (>_<)”

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24218751&;;comment_count=7&comm_id=7228

 さて、このニュースを明日の『しんぶん赤旗』がどう報じるのか、実は個人的に非常に気になっている。
 
 それと言うのも一応私が所属している「日本」共産党。かつて中国共産党が暴走の一途を辿っていた時期には一旦は断固として袂を分かったものの、(この点は評価できると思うが)、何年前だったか「関係回復」してしまい(この点を否定するつもりは無いのだが)、以来、私個人的には非常に許しがたいことに………………

 チベットが「被・侵略国である」という事実に、
 非常に無神経、あるいは無関心であるからだ……。

 チベット住民が「やめてくれ!」と叫んだ高原鉄道の開通をわざわざ褒め称えた挙げ句に特集して、試乗しに行っちゃったバカ旗記者まで出現した日には、……頭痛をめまいを覚えたもんなぁ………………

 
 一部に誤解はあるし、まぁ敢えて誤解されても仕方がないしいいやと放置してはいるのだが、私は決して日本共産党の現在の「すべて」を無条件で信奉したり礼賛したりしているわけではない。
 ではどこを評価するかと言えば、あの党、または機関紙編集部は、「ここが変だよ共産党!」(あるいは赤旗!)と叫べば、それがまちがいなく確かな「正論」である限り、時間はかかるけれども、党内あるは編集部内で討論を重ねて、少しずつではあるが、確実に、方針を変更していってくれるところだ……。

(その点だけは信頼に値すると見極めがついた時点で、
 私は「入党申込書」を書いたんである。)

 ちなみに私が指摘して改正させた(あるいは私だけが指摘したわけではなくて同時多発ゲリラ的に複数から指摘があったのかもしれないが)は、
 主な点だけでも以下の5つ。(順不同)。

1.『赤旗』を読み始めた当初、非常〜に!!ハラがたった既述があったので速攻FAX攻撃した。主人とか妻とか嫁とか姑とかいう古色蒼然とした表記がなされているのがフェミニズム的視点から言って許せなかったからである。
 「婚姻は両性の合意にのみ基づき、両性は完全に平等であると明記されている日本国憲法を擁護・遵守すると言いながら、婚姻当事者の一方のみを[主人]と表記するとは何事か! じゃー主人以外のもう一方は、「奴隷」とか「下僕」とかなのか?!」みたいな。ついでにアゲアシトリ的蛇足として「嫁・姑」という表記は、そもそも漢字自体からして女性蔑視である! とかも書いた。
 赤旗から返事は(直接は)なんも言って来なかった。
 怒りながら待つこと数ヶ月……。
 ひっそりと小さな説明の記事と同時に、
[主人]は[夫]に、
[奥さん]は[妻]に、
[舅・姑]は[夫の父・母]に、
[嫁]は[息子の妻]に……
表記が改正され、統一された!! !(^^)!

 これは一見ささやかだが、
 実は非常に大きな勝利である。(^_^)v

2.犯罪被害者の葬儀に参列した家族や親族の悲嘆にくれる顔写真を間近から摂った写真。を見て、「これは明らかな人権侵害だ!」と、即刻FAX攻撃。と思ったら、送った次の瞬間に「あの写真は私が撮ったんですが! 大変評判が良い写真なんですが!」という電話が赤旗記者氏から掛かって来て、電話で大喧嘩。怒鳴り会うこと数十分。結果、私の「正論」勝ち。以来、『しんぶん赤旗』に、つい最近まで、被害者家族や親族の顔が(本人の了承無しに)掲載されることはなかった……。
(※先日の少女自宅前殺人事件以来、突如として一般メディアと同じく未成年被害者実名報道の嵐に巻き込まれているように見えるのが、ちょっと不安★(ーー;)★)

3.紙面が無骨で固くて暗くて、説明不足の内部用語だらけで初心者には到底理解不可能、部数を伸ばせと言われた所で、内容がこれじゃ一般に訴求しない! という文句に対して「じゃーどーすればいいんですか?」とぶーたれていた編集氏のお名前は、すっかり失念しているのだが……。
 この「苦情」が真摯に受けとめられ、以来、改善の一途を辿っていることに関しては、ここ10数年の紙面の変化を知っている人なら、みんな「うんうん」と肯いてくれると思う……。

4.数年前の一時期、『赤旗』日曜版において、まるで一般「少年誌」の暴力肯定漫画と同様のノリで、「妖怪漫画」が連載されていた時。連載初回から憤懣やるかたない思いでずーーーーーーーーーっと!イライラしながら耐えていたのだが、ある時、ある登場人物のセリフを読んで、キレた。

「どうしても言うことを聞かないというなら
 簡単だ! 力づくで聞かせるまで!」

 ……みなさん……★ これ、たしか、イラク攻撃反対!つーて、私たちが一生懸命、反戦行動に取り組んでいた時の……『赤旗』の……連載漫画……なんですよ……?? それも、敵方が言ってるんじゃなくて、主人公の、「下僕妖怪」が……、「主人」の命令に従って行動して、こう叫んでるんですよ……?

 もちろん、速攻で新聞切り抜いて文句ガンガン書き込んで、FAXで送信しました。
 例によって何の回答も来ませんでしたが……
 待つこと2ヶ月。
 作者からのメッセージ「何が悪いのかわっかりませ〜ん!」という捨てぜりふと共に、ストーリーの半ばで、(かなり中途半端な形で)、連載、中断となりました……………………。

5.性的マイノリティに対する差別的表現。
 この件に関してはいずれ改めて書く機会もあると思うので割愛しますが……。
 いま現在、MIXI内部に「日本共産党セクシャル・マイノリティ後援会準備会」というコミュが存在しているという事実が、あの党が「自らの誤りを指摘されたら真面目に反省して今までの方針を改める」ことの出来る集団だ、ということを、証明していると思うのです。

 ……てなことで……。

 明日の(じつはもう今日の)『赤旗』の、
 チベット関連の記事のニュアンスに、
 非常に個人的に興味津々の、
 いま現在の、ワタクシです……。

 ★o( ̄^ ̄;)o☆ 

◆コメント◆

歌いながら大地を歩く 2007年10月22日 03:34

>(※パキスタンでブット首相を狙ったテロ)

これに関しては、とても元気の出る記事があったので、
別に転載しておきますね♪

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