(2007年09月25日04:45)

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20日の報道ステーションのお知らせを、20日に送りましたが、何と時間が間違っていました。ゴメンなさい。
観られなかった方、次で観られます。

-- Original Message -----------------------
From: 高田 健
To: 市民連絡会
Subject: 許すな!憲法改悪市民連絡会[02633]
Re: <テロ特措法>米への海自給油、政府答弁の4倍…市民団体
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ピースデポによる調査を元にした報道STATIONの特集がYoutubeで見られます。
http://jp.youtube.com/watch?v=R6BA2qqc2Oo

ビースデポのサイトには詳細な資料が充実していますね。
http://www.peacedepot.org/media/pcr/mediarelease3/oil.htm

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許すな!憲法改悪・市民連絡会 高田 健
http://www.annie.ne.jp/~kenpou/


◆コメント◆

歌いながら大地を歩く 2007年09月25日 04:59

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 海自の米空母給油 テロ特措法も逸脱
 イラク戦争支援は明白

 テロ特措法に基づいてインド洋に派兵していた海上自衛隊補給艦「ときわ」が二〇〇三年二月二十五日、イラク戦争に向かっている米空母キティホークに燃料八十万ガロンを米補給艦ペコスを経て間接的に提供していたことを防衛省が認めました。
 市民団体ピースデポが入手した米海軍航海日誌で裏付けられたもので、海自部隊がテロ特措法を逸脱したイラク戦争支援を行っていたことが、いっそう明白になりました。

 この経過については、イラク戦争から母港・横須賀基地(神奈川県)に帰還したキティホークのパーカー艦長(当時)は〇三年五月六日、記者会見ですでにこう述べています。
「われわれは、われわれ自身の給油艦を経由して、日本の自衛艦から燃料の移送を受けた。確かに約八十万ガロンのディーゼル燃料を受け取ったが、それは日本政府からいただいたものだ」
 
 加えて、「ときわ」が別の日にオマーン湾でキティホークの随伴艦であるフリゲート艦ゲイリーとバンデグリフトに直接給油したことも認めています。

 問題なのは、防衛省(当時は防衛庁)の一連の対応です。同年五月八日、「ときわ」が給油したのは八十万ガロンではなく二十万ガロンだったと説明。「二十万ガロンは空母の一日平均の使用量」であり、「海上自衛隊から受けた油をイラク戦争で使用したことはなかった」と強調しました。
 それが、二十一日の会見で、防衛省は「当時の説明はデータ入力の誤りだった」と、「ときわ」が給油したのは八十万ガロンだったとあっさり認めました。

 「八十万」か「二十万」かは、本質的な問題ではありません。当時キティホーク打撃群がイラクへの攻撃態勢を整えていたことは明らかであり、給油量にかかわらず、イラク戦争支援につながることは明白です。
 それを防衛庁は米軍が明らかにした数字すらゆがめて給油量の問題に矮小化して逃げようとしましたが、それすらも破綻したのです。

 彼らが最後に逃げ込んだのは、米補給艦に給油した後の燃料の使途について「逐一について全部把握しているということではない」という、不可知論の世界です。
 しかし、自衛隊が給油した燃料の使途も、早晩明らかになるでしょう。

 その時、防衛省はどう弁解するのでしょうか。

  (竹下 岳 『しんぶん赤旗』2007.09.24.)
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歌いながら大地を歩く 2007年09月25日 05:06

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     いまの自衛隊 見つめ直そう

             横浜市(七十四歳)

 ペルシャ湾での自衛隊の給油活動を継続するかどうかが、いま、政治問題化している。自民・公明政権は「国際公約守れ」と宣伝しているが、私は自衛隊そのものを真正面から見つめ直す必要を感じている。

 警察予備隊から出発した自衛隊は、いまや世界でも有数な「軍隊」に成長した。自民・公明政権は、アフガニスタンやイラクで、国連をないがしろにしたアメリカの一方的な戦争に追随し、国民の反対を無視して、自衛隊を派遣した。

 そこには、海外派遣を通じて、自衛隊の「存在価値」を高める戦略を感じる。最近では、沖縄の基地問題で海底調査に乗り出したりしている。また、戦前の「憲兵」まがいの活動をしていたことが、日本共産党の調査で判明した。
 軍事予算も、国民の厳しい生活をよそに、聖域化しており、自衛隊がシビリアンコントロールからはずれ、一人歩きする危惧さえ感じる。
 海外で戦争のできる国づくりをめざしてきた歴代の自民党政権が、この自衛隊を育ててきたのである。

 日本の平和と憲法は風前のともしびか? いやいや、いまこそ、参院選の自民・公明の惨敗を契機に、新しい政治とは何かを、国民の中で語り合おうではないか。

       (『しんぶん赤旗』2007.09.24.)
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