大陸帰り 2007年05月30日 23:24

> 「最低投票率」も設定しないで「憲法変えよう」とかって……、その発想が出て来てしまうこと自体、既に、自由民主党及びその眷属は、民主主義の原則を、捨て去ってるって、思うんですけど……☆

ここで政策論争みたいなことやっても答は出ないでしょうが、私は設定しない方が正しいと思っています。最低投票率に達しなかった場合、「はい」か「いいえ」かを選択しない人たちを事実上「いいえ」として数えることになってしまうわけですから。
国民投票を行おうとする時点で、既に国民の代表の圧倒多数は「はい」なのだから、それに対して反対ならば積極的に「いいえ」の意思表示をしなくてはならないでしょう。意思表示をしないものは、むしろ無言の賛成票と数えてしまっても・・・・・・・いや、さすがにそこまでは言いませんが(笑

>……あぁぁぁ、そこまで断言されてしまうと、

「国際社会は無法地帯です」と言ってしまうと、多少恣意が入っていると見られても仕方がありませんが、「無政府地帯」というのは単純に事実かと。
ただガンジーなどの考え方を否定しているわけではありません。もしかしたら人類を千年単位で救うには、ああいう思想の持ち主がいないとダメなのかもしれない。
でもそういう人たちの考え方で国を動かしてしまうと、日本は国際社会では生きていけなくなるような気がします。インドだって非暴力運動だけで独立を果たしたわけではないし、日本では流されがちですがチャンドラ・ボースだってインドではガンジー・ネルーと並び立つ英雄です。また、ガンジー自身が暴力に倒れてしまっていること自体、彼の主張の説得力を下げています。

千年先の人類の幸福を考えるならば、非暴力主義も良いかも知れない。
でも自分に近しい人たちの幸福を百年単位で守るには、ガンジーではダメだと思うのです。

ヤンも命令を受けるときに考えたことがあるじゃないですか。「永遠ならざる平和のために」。


大陸帰り 2007年05月30日 23:31

イラクに関しては、歌いながら大地を歩くさんの情報源を後学のために教えていただけると助かります。

私は、国連事務総長もイラクの大統領も首相も自衛隊の活動を高く評価していると聞いているし、サマワの人たちも感謝していると聞いています。サマワでは非常に好意的に受け入れられているというのがほぼ間違いないところではないでしょうか。
スンニー派は自衛隊に対し批判的だそうですが、スンニー派自体はイラク国内では多数派とは言えません。中でも自衛隊の活動地域はスンニー派の少ない地域であることを考えると、批判の内容は「アメリカに協力しやがって」という短絡的なものと考えるべきであって、実際の活動について行われたものとは考えにくいです。
これらの情報がすべて政府やそれに阿るマスコミによる情報操作とは、ちょっと考えにくいと思っています。むしろ日本の一部のマスコミは、自衛隊に対する感謝デモを抗議デモと報道したりしていて、その報道姿勢を問題視されたと記憶しておりますが。

右左に関しては、質の悪い論者が相互理解を阻んでいるんでしょうね。
私はむしろ、左の人たちの方がチベット問題とか無視しがちだと思っていました。(真正の)右の人は、自国自民族を大切にするからこそ、他国他民族を大切にできるのだと考えていると思っています。
もっともネット上の右の人がチベット問題を指摘する場合、半分くらいは反中から来た考えであって弱者に対する配慮ではない気がしますけど(笑

歌いながら大地を歩くさんのように「自分は勉強不足だから反論は難しいけど考えは変えない」って素直に認める「左」の方は、初めて見たような気がします。右も左も歌いながら大地を歩くさんのような態度を取れれば、もう少し相互理解は進むんじゃないかと思いつつも、私はできません(笑


歌いながら大地を歩く 2007年06月04日 04:11

>ガンジーなどの考え方
>人類を千年単位で救うには、ああいう思想の持ち主がいないとダメなのかもしれない。

うん。私はそう思うんです。SF的に言えば、人類の進化の方向というか……。

>日本は国際社会では生きていけなくなるような気がします。

大陸帰りさんの「国際社会」って……。
「アメリカ」が特化されちゃってないですか?
 ?(^^;)d?

>インドだって非暴力運動だけで独立を果たしたわけではないし、日本では流されがちですがチャンドラ・ボースだってインドではガンジー・ネルーと並び立つ英雄です。

それはそうですが、非暴力運動という精神的支柱なくして、かの国が、現在の優れた民主主義を達成できたとは思えませんよ? マハトマ・ガンジーの頃には議会に同席することさえ厭われて、間に仕切り板を置かれたりしていた最下層カースト(旧称「不可触選民」)の人達が、政党を作って、優れた政策を提案して、他のカーストの人々の広範な支持まで取りつけて……、最下層カースト出身の、しかも女性が!! 選挙で堂々と州知事になれるという! 素晴らしい時代が到来したんです……。
彼らがもしも武装クーデター、みたいな形で身分の向上や解放を主張していたら、こんなに早く、平和的に、「選挙を通して」政権を握ることが出来たかどうか?
あくまでも「非暴力で」「法に照らして」堂々と行動することによってしか、得られないものって……、あると思うのですが。

数々の独裁政権から「選挙による革命」を経て民主国家に移行しようとしている中南米諸国(※)と並んで、
インドの行く末は惑星の希望だo(^-^)o とか、思ってしまうのですが。

(※どうもベネズエラは、ちょっと
 危ういかもですが……………………(^^;)" )

>また、ガンジー自身が暴力に倒れてしまっていること自体、彼の主張の説得力を下げています。

?? 彼は、暴力(パキスタン独立の際の民衆同士の無惨な殺し合い)に抗議しての、自主的な断食で亡くなったんじゃなかったでしたっけ……??
(すいません。伝記を読んだのが実は小学校の時なので、記憶がアイマイです……☆)(-_-;)>"
 
 

歌いながら大地を歩く 2007年06月04日 04:19

>国民投票を行おうとする時点で、既に国民の代表の圧倒多数は「はい」なのだから、

この御意見は承伏しがたいです☆(^_^;)★
一般紙での世論調査でも、
改憲を急ぐ必要はない、
という意見が主流のはずだし、
「改憲はしてもいいけど、憲法9条は変えるな」
というのが、今現在の日本国民の
サイレント・マジョリティ的意見、
だと思うのですが。

>歌いながら大地を歩くさんのように「自分は勉強不足だから反論は難しいけど考えは変えない」って素直に認める「左」の方

 ……いやぁ〜、ビミョウなフレーズですけど、一応誉めて頂いていると「解釈運用」するとして……w
 多いですよ? こういう人間。現場で座り込みとか、歌い踊って抗議〜☆ とか、してる人達の中には。「理屈」は全然こねられないけど、本能的に「戦争はいかん」みたいな感覚だけで、行動に移している人達。

 ただ、こういう人達は(私も含め)脳がお天気に過ぎるので……

 ネットで論争(?)しようとか、あんまり思わないし、そもそもたぶん「にちゃんねるって何?」みたいな……(ていうか、そもそもそんな名称も知らない人が沢山実在するし……)

 パソコン、打てないんですよね。彼らは☆
 (^◇^;)"
 
 
 
歌いながら大地を歩く 2007年06月04日 05:44

>イラクに関しては、

お気づきのように私の情報源の半分は
日本共産党の「しんぶん赤旗」なので、
カタヨッテいるのは間違いありません☆

できれば、直接、現地を知っている人達から、
話を聞いてみては如何でしょうか?
お近くで小集会がありますので……

(喧嘩は売らないで下さいね☆) (^^;)

☆「最新バグダッド映像報告」
 〜シーア・スンニ宗派抗争に揺れる街
 玉本英子さん(ジャーナリスト)
 2007年6月11日(月)午後7時〜9時
 世田谷区烏山区民センター3階 第6会議室
 (京王線千歳烏山駅下車)(定員30名)
 参加費:800円

 いま、バグダッドでなにが起きているのか?  今年の4月末、アジアプレスの玉本英子さんがバグダッド入り、現場で取材をしました。イラク戦争から4年。「戦争」はまだ続いています。自爆攻撃、狙撃の日々。不安におびえる住民、崩壊した生活。シーア・スンニ両派の抗争はいつまで続くのでしょうか。宗派抗争緊張の最前線、市民の声などをバグダッドで撮影した映像とともにお話します。

※玉本さんがイラクから持ち帰った本場のイラクチャイ(☆)を皆さまに振る舞います。日本では味わえない味をお楽しみください。
 

☆「続・戦火のバグダッドから」
 綿井健陽さん(ジャーナリスト)
 2007年6月20日(水)午後7時〜9時
 世田谷区烏山区民センター3階 第4会議室
 (京王線千歳烏山駅下車)(定員45名)
 参加費:800円

 綿井さんはイラク開戦から4周年を迎える3月、 約1年ぶりにバグダッド入りし、映画『リトルバーズ』の主人公達にも無事再会を果たした。「あらゆる場所やできごとが非常に見えづらくなった。聞く人によって大きく話が異なって、情報が錯綜する。外国人だけでなく、イラクの人たちの行動範囲がきわめて限定されて、『不可視』の部分で何が起きているのか把握できていない。」二次情報、三次情報ばかりがイラクから世界に飛び交う中、「それでも、何がどうわからないのか、何がつかめないのか、『現場でその「わからなか」を知っておきたい、肌で感じておきたい』と思う。」という綿井さんの見たバグダッドの今を報告して頂きます。

 
 
歌いながら大地を歩く 2007年06月04日 06:00

>左の人たちの方がチベット問題とか無視しがちだと思っていました。(真正の)右の人は、自国自民族を大切にするからこそ、他国他民族を大切にできるのだと考えていると思っています。

 チベット問題と言うか、現に今、チベットで起きている人権侵害(反中国・独立回復運動派の人達に対する、中国政府による非人道的な弾圧)に関して、最も情報を持っているのは、当事者たるチベット独立回復運動の人達(MIXI内にもコミュあります)と、チベット仏教僧の皆さん(日本にも布教に来てます)、そして世界最大規模の人権保護団体であるアムネスティ・インターナショナル、等だと思います。この団体が「左」かどうかはともかく、「人権」を「国家」より「上」に置いている思想?集団なのは確かですね……。
 私はかつてアムネスティの会員だったので、基本の情報はその会報から得ていました。(失業した時に、会費が払えなくなって退会して以来、御無沙汰なのですが)。あと、チベット密教の僧侶のかたとも、直接お話したことが、何度かあります。(転生信仰、という点で、私と同じ宗教観なので)。

>もっともネット上の右の人がチベット問題を指摘する場合、半分くらいは反中から来た考えであって弱者に対する配慮ではない気がしますけど(笑

 付け加えるならば、チベット問題に関しては、日本共産党は業腹なぐらい無関心で無神経なこと、限りないんですよね……★ やはりこれは、親「中国共産党」というカタヨリが原因だろうとは思うのですが。「同じ左だから(?)」という理由で、かの国が現に犯している過ちの数々にまで目を瞑る、という姿勢には、疑問を呈せざるを得ません★( ̄^ ̄;)★
(とはいえ、大枠で見て、現在の中国政府は、比較的「ましな」国家になりつつあるとは、私も思うのですが……)

(それでもやはり、チベット民族の独立が武力づくで奪われ、現に今も侵略され続けている、という事実、その事に対する非暴力のレジスタンスが暴力で弾圧されているという事実、そのことを無視するわけには行きませんが……。)

 まぁチェチェンやバーミヤンや、ミャンマーなどの事象についても、主な情報源は、「アンチ日本共産党」な反戦団体とか、医療支援NGOとか、人権保護団体のニュースレターとか……とかですね。

(今度から少しずつ切り抜きを転載しますね。)
 
 
 
大陸帰り 2007年06月05日 00:00

>大陸帰りさんの「国際社会」って……。
>「アメリカ」が特化されちゃってないですか??(^^;)

それはないと思いますが。むしろロシアや中国の歴史や政治姿勢に目を向けているから非暴力という考え方に危うさを覚えるわけで。
日米同盟が最重要な関係だとは思っていますけどね。何しろ海洋国家の盟主ですから、アメリカ中心に日本・イギリス・西欧・台湾・東南アジアなどが協力関係にあることは非常に大事なことですよ。世界の平和のために。
海洋国家は、中国やロシアのような大陸国家よりは文化的にも類似性があり、日本にとって信用できる国家ですから。

マハトマ・ガンジーについてですが。
 非暴力運動と民主主義の因果関係は、もう少し明確な説明がないと納得はいきません。暴力的に打ち立てられた政権が民主主義に至った例はありますし。非暴力運動が民主主義に必須のものならば、世界で民主主義と言われているもののほとんどは民主主義ではないということになるでしょう。ガンジーが叛乱寸前にまで至ったインド軍を扇動してイギリスから独立したとしても、民主主義にとって決定的なものが欠けたとは思えません。
 ガンジー自身はカースト差別はしなかったようですが、彼がカースト制度を廃止しようとしてきたかどうかについては、議論があるようですよ。実際、今のインドはまだまだカーストは残っています。
 なぜインドのIT産業が勃興してきたかというと、皮肉にもカースト制度があるからなのです。昔は存在しなかった新しい産業にはカースト制度が適用されないため、人材がIT産業に集ったのです。
とはいえ、彼の偉大さを否定するつもりはありません。彼も「時代の子」であって、当時のインドにあってカースト廃止にそれほど積極的でなかったとしても、彼の偉大さを否定する必要はないと思います。
ちなみに彼は、イスラムに対する態度が生ぬるいことに対しての批判派の人に、銃で撃たれて亡くなりました。


大陸帰り 2007年06月05日 00:01

>国民投票を行おうとする時点で、既に国民の代表の圧倒多数は「はい」なのだから、
>一般紙での世論調査でも、 改憲を急ぐ必要はない、という意見が主流のはずだし、「改憲はしてもいいけど、憲法9条は変えるな」というのが、今現在の日本国民のサイレント・マジョリティ的意見、だと思うのですが。

 国民の代表というのは、国政選挙で選ばれた議員のことです。そこで2/3の賛成を得てから国民投票に掛けらるので、国民投票を行おうとする時点で「国民の代表」の圧倒多数は「はい」ですよ。それでも念のために国民投票に掛けるわけで、日本国民のサイレント・マジョリティが本当に改正案に反対であるならば「いいえ」に票が集るはずです。
 投票行動を行わない者はこの問題に関してはどちらでも良い、というスタンスだと解釈するのが普通で、それを「いいえ」としてしまうのが正しいかどうかは議論の余地があると思います。
 少なくとも、「最低投票率という条件がないから民主主義の原則に従っていない」というのは言いすぎではないでしょうか?



歌いながら大地を歩く 2007年06月06日 02:53

> 投票行動を行わない者はこの問題に関してはどちらでも良い、というスタンスだと解釈するのが普通で、

 うん。それはそうだと思うんですけど。

 ただね、「1票の格差(地域差)」とか、選挙の投票方式において少数政党を故意に不利に追いやるような「カウント方法のトリック」とか……、共産党の皆さん(だけかな? (^^;)" いや確か社民党も怒っていたはずだと思うが☆)が、目くじら立ててる問題点、たぶん大陸帰りさんのような情報源の取捨選択をしている人達の耳には絶対入らないような情報で、でも説明されてみると「なるほど!」と納得するような……、制度上の根本的な不公正さが、陰に潜んでいるんですよ。(小選挙区制度に無理矢理したこととか、その辺の色々です。私自身はひとさまにちゃんと説明できるほど詳しくはありませんが、うちの地元の市議会議員さんから詳しく教えてもらった時には、とりあえずとっても納得しました……☆)
 よって、今の選挙方式(カウント方式)で議員になった「国民の代表」の「人数比」が、必ずしも「国民の意思の比率」では、ない……という大前提があるわけなんですね。
 で、わざと少数政党に不利なように、不利なようにと、選挙制度を改悪し続けている(市区町村の強制合併による「大幅な定数減」というのも、その一環です★( ̄^ ̄;)★)……与党の連中には、その差は、はっきり解っているはず……なんです。

 で、その「国民の意識と、国会に占める議員の意見の構成比率は異なっている」という認識を、ちゃんと持っているはずの上での、最近の彼らの暴走っぷりなわけですね……?

(もっともさすがのレンネンカンプ安部も、年金5000万件(!!)については調査する「フリ」ぐらいは、せざるを得なくなってきたみたいですが……)

>「最低投票率という条件がないから民主主義の原則に従っていない」というのは

 全然、言い過ぎではないです。
 もちろん、「多数決イコール民主主義」だというわけではないことはあらかじめお断りしておきますが……

 徹底して話し合い、少数者の意見も大事にする、または、「最大多数の最大幸福」の確保が、
民主主義である、として……

 たとえば全国民の5分の1程度の少数派だけが「壊憲に賛成」だったとして、他の人が「まだ不勉強なので投票できない」とか、「自分の意見は[どちらとも言えない]だ」とか、いう人の「ちょっt待ってくれ!」という「意見」を、無視して、強行されちゃうという、事ですもの………………

 大陸帰りさん、「(無理矢理に期限を切って)二者択一を迫る」という行為の暴力性を、考慮に入れてみてもらえませんか?

 こんな大事な問題なのに、「ちょっとまだ考えがまとまらない」という人達の「無投票」という選択の自由を……

 無視して、「その時点で意見が固まっている人間の間だけでの投票」で……

 決めてしまって、本当にいいのでしょうか?

(たとえば、全国民の生活に直接影響のある憲法という根本問題を、全国民のわずか10分の1程度の確信犯の「意見」だけで……、「変えられちゃう」っていう、ことなんですよ?)


大陸帰り 2007年06月06日 07:48

選挙制度に対する批判くらいは知ってますよ。朝の通勤電車で反論書けてしまう程度のことです。反対派の意見が情報の取捨選択で成り立っているという発想自体、情報の取捨選択で成り立つものです。
いつもは寝るのですが、随分な書かれ方をしたので、今反論書きます。

細川政権の成立の際、論点となったのは選挙制度でしたが、そこでの各党の主張は、それなりに理由のあるものでしたよ。単に自党に有利な制度かどうかで主張に違いが出たにすぎません。完全無欠の選挙制度などないのです。批判のための批判がほとんどですよ。
一票の格差は権利の問題であって、結果を左右するから発生する批判じゃないでしょう。論点がずれているとしか思えませんが…
仮に鳥取の一票が重いままだとどう改憲につながるのか説明出来ますか?

投票権があるのに勉強不足だった人の話は、理由になりませんよ。そんな人のことを考えるなら、まだ投票権持たない未来の有権者のことまで考えなくてはなりません。未来の有権者や勉強不足の大衆のことを考えるために、国民の代表を通じて行動する間接民主政という政治手法があり、その検証としての国民投票で勉強不足の大衆を考慮していたら政治が機能不全を起こす可能性があります。

いずれの御意見も「そういう主張もある」という程度の話で、民主主義の原則が守られていないという主張の根拠にはなりません。
 
 
 
大陸帰り 2007年06月06日 09:25

そもそも、共産党は細川政権成立の際の選挙で、自民とともに単純小選挙区制を主張していたはずです。
中規模政党乱立により、議会内の政争から最大議席政党と共産党の意向を却下して今の選挙制度の大枠が決まりました。つまり国政選挙の大枠は少数政党により決められたはずです。

比例代表をやれば国民の政権選択がしにくいし、状況によっては政局が不安定になる。
小選挙区をやれば政権交替が起こりやすく安定した政権が作れるが、死票が多くなる。

どうやっても批判は出るのです。
それを是正するための国民投票じゃないですか。

今の選挙制度批判など、政権を取れない者が、自分の正当性と政権を取れない言い訳で言い出したにすぎません。
修正すべき点はもちろんありますが、それはそれ。今の日本の民主主義否定をするならば、データに基づいて「結果がこう変わる」という論証をやってからやって頂きたいと思います。
でなければただのあら探しだし、まじめに投票行動をやっている有権者に対し失礼ではないでしょうか?
 
 
 
大陸帰り 2007年06月06日 09:50

共産が主張していたのは中選挙区制でしたっけ?ちょっと記憶が…

中選挙区制にしたって、政党本位の選挙にならないから政策より地元への利益誘導が優先されてしまう、という批判があるのは御存じですよね。

結局何やっても、どこかから批判は出るのであって、日本の民主主義の否定にはなり得ません。
 
 
 
歌いながら大地を歩く 2007年06月07日 02:32

>共産が主張していたのは中選挙区制でしたっけ?ちょっと記憶が…

 そっちだと思います。戦局……じゃなくて、選挙区の数が多くなればなるほど、立候補に要する「供託金」(※)の準備や、選挙活動(宣伝)をするのに「お金が無い」(政党助成金をガンコとして受け取らない!)共産党にとっては、不利なんだよ〜★という話も含まれてましたから。
 あと、1選挙区内で何人の当選者を出すかという設定を少し変えるだけで、過去の得票数(得票率)から計算すると、共産党の当選者数は今の倍近くになっているはず……みたいな。
 定数1とか2だと、自公民以外が当選する機会はなかなか無いですが、定数3だったら共産党候補が滑り込める確率はかなり高くなる。で、

 「全投票数に占める得票率の割合と、国会に占める議員数の割合を一致させられれば、共産党議席は2割近くを占めるはずなのに……」

 という点で、選挙制度が改悪されてから、

 「民意が正確に反映されていない」

という批判でした。
(事実、共産党の「得票数」自体はあまり減っていないにも関わらず、議席は大幅に削減されてしまいましたし!!)

(T_T)(>_<)(T_T)(>_<)(T_T)(>_<)

(アノ大暴落した選挙の時には、ホントに、
「しんぶん」見た途端にショックのあまり、
 貧血おこして、寝こみましたもの……★)

(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(>_<) 

 あと、比例代表制とかで得票数争いになると、単に知名度が高いだけで、本人には政治向きの知識とか適性とか殆ど無さそうな、当選しても議員活動なんてする気はなさそーな「広告塔議員」を乱立してきて、人気投票的に票数だけを確保する、という自民や民主の方法論についても、「民主政治」というよりは「衆愚政治」と呼ぶべきだと、私は思うのですが、どうでしょうか……

 (^_^;)>" <(また突っ込まれそうですが!!)

 たびたびの言い訳ですいませんが、私は本当に不勉強な上に、たまに勉強した内容も、三日後には殆ど忘れている超トリアタマなので……

 大陸帰りさんのようにキチッと論証しなければ気が済まないタイプの方の話し相手としては、非常に力不足なわけでして、申し訳ありませんね……

   A^−^;)"

.

コメント

最新のコメント

日記内を検索